覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

最新!マライア情報

2005年04月05日 11時24分58秒 | Weblog
「ちょっと、あんた何考えてんのよ!」


 あたしが出た去年の11月28日のジャパンカップの日の京都8Rのことを何故書かないのよ!

2004年11月28日(日) 京都8R 13:45発走
サラ系3歳上1000万下

1着  7枠11番 シアリアスバイオ
2着  7枠10番 エメラルドアイル
 ・
 ・
12着 5枠 7番 パッションキャリー

 これがあたしの一番最近のステージよ。この7-7 と10番11番を ウエルカム とあたしが来るとき何故真っ先に買わないのよ!4月2日にトキオいえその近くのナカヤマで競馬をやるっていうからわざわざそれに合わせてマーチ31 に来日したのよ!そもそも、この日海外からどやどや馬が来たのは、今年ジャパンにあたしが来るという先触れ、露払いみたいなものよ!


2005年4月2日(土) 中山2R 10:30発走
サラ系3歳未勝利

1着 8枠 11番 メジロバーミューズ
2着 8枠 10番 ウェルカムキャット

馬連10-11 ¥、1160


2005年4月2日(土) 中山5R 12:20発走
サラ系3歳未勝利

1着 7枠10番 トーセンロッキー
2着 7枠 9番 リワードプレイン

枠連 7-7 ¥、6040


 馬券を獲りたいと思ったら、もっと、シアーリアスにならないと駄目よ!
 うちのエージェン も言ってるわ 「還暦の婆女優じゃ ジャパンレーシングアソシだってここまでやってくれないよ」って これがほんまもんの歌姫っちゅうもんよ!

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走る歌姫

2005年04月05日 10時57分18秒 | Weblog
 先週マライアなんとかを探し、断念したお話をした。すべきでなく、探し当てるべきだった。


 現在現役で、似つかわしいと見られる競走馬を探すと、1頭が見つかった。

 パッションキャリー 宮本博(栗東)厩舎  現5歳牝馬 父は ヤマニンゼファー
           12戦1勝



 この馬が今どこでどうしているか、私には知る由も無い。が、この馬が残したものは調べが付く。
 この馬は、2歳8月に札幌でデビューして以来、わずか1勝。最近は、昨年平成16年11月に出走したきりである。

 先週なら、この馬が過去最もこのシーズンに近く出走してきたレース そして、唯一のこの馬の勝ち鞍となったレースを手元において検討、いや、ファンとして闇雲にメインレースで買うべきだろう。

 前者、4月初のパッションキャリー の出走レース。

2003年3月22日(土)15:40発走
第17回時事通信杯フラワーカップ

1着 6枠12番 マイネヌーヴェル
2着 4枠 8番 トーセンリリー


 3月31日来日で、度肝を抜くセクシーファッションで自家用機から降り立って滞在中の4月2日(土)中山のメイン

中山11R 韓国馬事会杯

1着 5枠 8番 ハギノベルテンポ 
2着 7枠12番 タイラントシチー


 後者、この馬の唯一の勝利は

04年9月18日 札幌10R

1着 1枠 1番 パッションキャリー
2着 5枠 5番 ロケットパンチ


 同じく滞在中の翌4月3日(日)の福島のメインレース

11R 福島中央テレビ杯

1着 1枠 1番 アタゴバクシン
2着 4枠 5番 スリーロケット

 特にこのレースは、土曜の結果を受けたあとだけに、同じロケットを2着の5番に配置し、世のファンよ、胸元ばかりでなく、競馬枠順を見よ! との向こう様の切望が込められていた。同じころあい、もう一人のキャリー騒動をよそに、パッションキャリーはまどろむような夢心地で我関せずと放牧先で草でも食んで居たのではなかろうか。

 馬は、人沙汰に利用されているだけである。


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舞う、桜

2005年04月05日 10時03分08秒 | Weblog
 復習をかねて、フェブラリーステークス のお話をしよう。

   譲れない誇りを賭けろ、砂の王者は世界を見据える。
      
      第22回 フェブラリーステークス

 このRDに対応する過去のRDを探すのは容易だった。

   誇り高き王者よ叫べ、譲れぬ世界の頂点。

      第24回 ジャパンカップ  
      第5回 ジャパンカップダート

 ダートのチャンピオン決定戦として、当然ジャパンカップ週でも、土曜のジャパンカップダートが注目 であることはいうまでも無い。そして、枠順を開けば、勝ち馬の示唆は明らかだった。

  ジャパンカップダートの1着枠を見る。

 7枠 13番 トップオブワールド  四位
    14番 タイムパラドックス  武豊  1着

 これに対し、今年初GⅠ フェブラリーステークスの1番人気、メイショウボーラー の8枠は

 8枠 14番 メイショウボーラー  福永  1着
    15番 トップオブワールド  四位

 実にJCダートの勝ち馬と同じ14番に、また同じトップオブワールドという馬と同枠に、メイショウボーラー が配置された。

 同じダートの代表的GⅠでも、秋のレースから春のレースに直接的な指示だが、期待のアドマイヤドンが勝てないことといい、正しく連続ドラマである。2月に行われるダートGⅠ 4月からのクラシックレースに比べ、注目度ははるかに低く、人寄せに馬券もやさしめにするのも無理からぬ事と思う。

 翻って、昨日指摘した今週桜花賞と年末の阪神ジュベナイルフィリーズとの、RDの類似性だが、このGⅠ桜花賞までの中央重賞のレースの流れから、恐らく、ある枠に人気馬を同居させ、ゾロ目を人気にして来るだろうと見ている。阪神ジュベナイル は3-3 のゾロ目決着である。もし、人気馬同士の枠が魅力的でも、そのゾロ目は囮だと考える。

  願い続けた夢に舞え、桜の冠に似合う笑顔がある。 桜花賞 RD

  若き女王が鮮烈に舞う、桜を予感する衝撃。    阪神JF RD

 これらの2つのレースは、ジャパンカップダートとフェブラリーSがダートの王者決定戦で類縁性が深いと同様、2歳牝馬のチャンピオン決定戦と彼女ら明け3歳馬の春のクラシックホース決定戦は、前哨戦と本番との関係に当たるわけで、文言にダブリや同調が織り込まれるのも無理は無い。
 だからといって、一方がゾロ目だから、もう一方もゾロ目が人気で、そこに注目が煽られるとなれば、これは馬券を売るための策動で、ゾロ目人気枠はせいぜい内1頭が2着までに絡むに過ぎないと見なければならない。いつもそう単純には行かないし、混戦に人気・実績に頼るのは寄る辺ない大衆の心理である。
 私は、今回の桜花賞で阪神JFを思い起こさせる文言が示された理由を次のように読む。


 阪神ジュベナイルフィリーズ 3枠5番 と3枠6番 の 3-3、かつてこれと同じ目で決したGⅠレースがあったはずである。最も最近、3-3 5番6番で決したレース、それはどのGⅠレースでどの騎手が勝利ジョッキーであったか。
 96年の皐月賞 である。

 第56回 皐月賞 1996年4月14日中山

  1着 3枠5番 イシノサンデー 四位洋文 山内研二 
  2着 3枠6番 ロイヤルタッチ 南井克巳 伊藤雄二

 そして、今月号の「優駿」の四位洋文インタビューページで、96年皐月賞をイシノサンデーで制してGⅠ初制覇となり・・・ とプロフィールで真っ先に紹介されている。

 阪神JFの3-3の回想から、昨日お話したことの一押しとして、以上私の見解である。


 サクラ に込められた思い!! 
 私は既にある1点の馬券を決めているが、その決めた枠 位置にどの馬を配置してくるか、主役は向こう 主催者である。○枠と○枠。アンブロワーズ 小島 四位 の位置を待つ。

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