全国的に放映されているであろうある映画のせいで、私の今年の競馬の見方に些かの思いを新たにした。
ディープインパクト
この馬について、弥生賞の後であったか、私が記したことを基本的に変更するつもりはなかった。弥生賞という、クラシック戦線ではかなり大切なレースで、この馬が収穫(実は・・のことではないのか)という名の馬を従えたジャパンに追い縋られてついにこれを振り切り、1着でゴールに逃げ込んだこの馬のことを、わたしはその馬名 また馬主さんのことから、日本を巡るある国民的な事柄 関心に事寄せて、競馬会が準備した馬であること、またそれ故、この馬がロブロイやオペラオーなど、王道を極める正当な日本のチャンピオンホースには相応しくなく、最後は大きな裏切りや大敗やアクシデントがらみのファンへの衝撃をもたらす運命を背負った馬なのではないかと考え、その1つの仮説的結論として、大人気を背負う日本ダービーの大舞台で○○○○○・・○に差しきられるというファン狂乱の場を思い描いた。それこそがそもそもダービーなどというレースを作り上げた人々の命がけの意志であるはずだ。
事実クラシック第1冠で今日の時点とはいえ、単勝1.0倍 という、圧倒的人気を背負い、勝ち切るまで現実のものとして仄見えている今現在、かりそめにもこの馬の1冠 そして果ては3冠の可能性までをも胚胎する実現性に思いを致すとき、私はこの金日成の誕生日 いやある映画の放映日に、新たなこの馬の宿命 それは競馬会に演出されたものではあるが、その意味合いをさらに思い直すことになった。
小田剛一
この役者のことを知らない日本人はいないだろう。戦後の日本映画界 いやスター史を見めぐらすとき、長嶋や寅さんらと並び、この大俳優がわれわれの日本人の男の魂まで具現する象徴であり、公営ギャンブルのダークイメージをようやく脱しつつあった中央競馬会が、年間イメージキャラとして膨大なギャラを払うのに惜しみなく、むしろ天下の 健さん をついに会社のイメージシンボルに戴く日がきたことを、感慨深く思い胸中の涙を押さえ切れなかった関係者は、岡部幸雄さんはじめ、少なくなかったのではなかろうか。
この元中央競馬イメージキャラクターを勤めた役者は、今のスマップの中居やその一派がまとめて霞んで映るほどの威風と圧倒的説得力をもって中央競馬のCM画面を覆った。
彼の本名が元で、メジロマックイーンがダイユウサクに屈する有馬記念の5-1が演出されたことは忘れがたい。そしてこの問答無用の大俳優の映画を眺め、わたしは新たにこのディープインパクトとその担うと思われたキャラ 象徴的意味を今一度考え直さざるを得なくなった。人気に煽られて言うのではない。私は今始めて、この馬の3冠の可能性を考えている。この馬が日本ダービーというレースで勝つはずがない、が当初の信念でもあった。が、この馬と先ほどの国民的関心事とを繋ぐもの以外に、この俳優の持つ国民性その浸透性が重なるのならば、この馬はダービーを勝つ資格を保持すると見てもなんらおかしくはないのである。
何故ならば、この役者とディープが担うあるキャラとは・・・がお・・だからだ。
だからこそ、今週はじめでさえ、この馬がもし1枠1番に入ったとしたならば、この馬が走るのは・・・ などという想像を語って見せたのである。
ディープは勝つだろう。
それよりも、ダービーでも!勝つ可能性必然性を大衆に訴えかける勝ち方かどうかが問題なのではなかろうか。また悩ましい2着争いだが、そうなると16番の取捨は極端になる。ともにダービーに臨んでは困る馬なのかも知れない。
RD 英雄の誕生 7枠の1番人気が勝ち、ダンスの8枠が2着なら、このRDは天皇賞との一致を見事に示唆することになる。2-7でも、天皇賞と同じ。7-7だとしたなら、天皇賞が藤沢厩舎の親子どんぶり(古めかしい呼び方だ)だったので、そろい目にしてもRDはやや露骨に生きる。それ以外の2着ともとれるものは多い。明日のメインの結果 何よりも明日出る日曜の枠順で、示唆が提示される。私はそれで読めると見ている。
ブラックタイド武が2番人気で負けた皐月賞の翌年の今年、再び14番の、今度は圧倒的人気の馬が大方の予想通り、戴冠なるのか。
今頃は、皐月賞の最終シナリオ打ち合わせが内部密かに、奥深くで行われている頃合、金曜の深更である・・・
ディープインパクト
この馬について、弥生賞の後であったか、私が記したことを基本的に変更するつもりはなかった。弥生賞という、クラシック戦線ではかなり大切なレースで、この馬が収穫(実は・・のことではないのか)という名の馬を従えたジャパンに追い縋られてついにこれを振り切り、1着でゴールに逃げ込んだこの馬のことを、わたしはその馬名 また馬主さんのことから、日本を巡るある国民的な事柄 関心に事寄せて、競馬会が準備した馬であること、またそれ故、この馬がロブロイやオペラオーなど、王道を極める正当な日本のチャンピオンホースには相応しくなく、最後は大きな裏切りや大敗やアクシデントがらみのファンへの衝撃をもたらす運命を背負った馬なのではないかと考え、その1つの仮説的結論として、大人気を背負う日本ダービーの大舞台で○○○○○・・○に差しきられるというファン狂乱の場を思い描いた。それこそがそもそもダービーなどというレースを作り上げた人々の命がけの意志であるはずだ。
事実クラシック第1冠で今日の時点とはいえ、単勝1.0倍 という、圧倒的人気を背負い、勝ち切るまで現実のものとして仄見えている今現在、かりそめにもこの馬の1冠 そして果ては3冠の可能性までをも胚胎する実現性に思いを致すとき、私はこの金日成の誕生日 いやある映画の放映日に、新たなこの馬の宿命 それは競馬会に演出されたものではあるが、その意味合いをさらに思い直すことになった。
小田剛一
この役者のことを知らない日本人はいないだろう。戦後の日本映画界 いやスター史を見めぐらすとき、長嶋や寅さんらと並び、この大俳優がわれわれの日本人の男の魂まで具現する象徴であり、公営ギャンブルのダークイメージをようやく脱しつつあった中央競馬会が、年間イメージキャラとして膨大なギャラを払うのに惜しみなく、むしろ天下の 健さん をついに会社のイメージシンボルに戴く日がきたことを、感慨深く思い胸中の涙を押さえ切れなかった関係者は、岡部幸雄さんはじめ、少なくなかったのではなかろうか。
この元中央競馬イメージキャラクターを勤めた役者は、今のスマップの中居やその一派がまとめて霞んで映るほどの威風と圧倒的説得力をもって中央競馬のCM画面を覆った。
彼の本名が元で、メジロマックイーンがダイユウサクに屈する有馬記念の5-1が演出されたことは忘れがたい。そしてこの問答無用の大俳優の映画を眺め、わたしは新たにこのディープインパクトとその担うと思われたキャラ 象徴的意味を今一度考え直さざるを得なくなった。人気に煽られて言うのではない。私は今始めて、この馬の3冠の可能性を考えている。この馬が日本ダービーというレースで勝つはずがない、が当初の信念でもあった。が、この馬と先ほどの国民的関心事とを繋ぐもの以外に、この俳優の持つ国民性その浸透性が重なるのならば、この馬はダービーを勝つ資格を保持すると見てもなんらおかしくはないのである。
何故ならば、この役者とディープが担うあるキャラとは・・・がお・・だからだ。
だからこそ、今週はじめでさえ、この馬がもし1枠1番に入ったとしたならば、この馬が走るのは・・・ などという想像を語って見せたのである。
ディープは勝つだろう。
それよりも、ダービーでも!勝つ可能性必然性を大衆に訴えかける勝ち方かどうかが問題なのではなかろうか。また悩ましい2着争いだが、そうなると16番の取捨は極端になる。ともにダービーに臨んでは困る馬なのかも知れない。
RD 英雄の誕生 7枠の1番人気が勝ち、ダンスの8枠が2着なら、このRDは天皇賞との一致を見事に示唆することになる。2-7でも、天皇賞と同じ。7-7だとしたなら、天皇賞が藤沢厩舎の親子どんぶり(古めかしい呼び方だ)だったので、そろい目にしてもRDはやや露骨に生きる。それ以外の2着ともとれるものは多い。明日のメインの結果 何よりも明日出る日曜の枠順で、示唆が提示される。私はそれで読めると見ている。
ブラックタイド武が2番人気で負けた皐月賞の翌年の今年、再び14番の、今度は圧倒的人気の馬が大方の予想通り、戴冠なるのか。
今頃は、皐月賞の最終シナリオ打ち合わせが内部密かに、奥深くで行われている頃合、金曜の深更である・・・