NASAの計画

　私も今日、NASAの　ディープインパクト計画　のページを訪れた。



　２００５年、今年のアメリカ独立記念日に彗星に衝突するというロケット。表面に大きな衝撃でクレーターを開け、立ち上る粉塵はじめ破片から、彗星の原始成分　果ては、太陽系形成の由来に迫ろうというものらしい。



　独立記念日　７月４日、その前日３日には競馬開催があり、ラジオ短波賞　函館スプリントステークスが組まれている。にも増して、ダービー。NASAの夢を運ぶ目論見が日本ダービー　東京優駿競走とどう係わるのか。



　井崎先生同様、ミミ・レダーの映画も観た。皐月賞後、搭乗者　武豊に「宙を飛んでいるようだった」と言わしめる中央競馬会。

待ちかねた

　また、この２年前の　リニューアル記念の４月２６日当日、当の東京競馬場で

　１Ｒ　マチカネヒザマル　　　　単￥、３３０
　５Ｒ　マチカネラッパ　　　　　単￥、１５０
１０Ｒ　マチカネメニモミヨ　　　単￥、２６０



と、３頭の　マチカネ　が勝利しているのは、このリニューアルを「待ちかね」たファンを意識したおもてなしといって良いだろう。私のこしらえた冗談ではなく、馬名以外に言語の乏しい向こう様が、決め事としてやってくれていることなのである。

東京競馬場セカンドオープン

今週は東京競馬場の改築が完了し、セカンドオープン　とかで、より広く便利になった競馬場でレースを楽しめるようになるとＪＲＡは言う。



　天皇賞を控え、ＧⅠ開催の谷間になる今週末、夏のローカルと同様、谷間だからこそのプレゼントがある。皐月賞の縁（よすが）を偲ぶレースも当然あろうし、何と言っても



　　東京競馬場セカンドオープン



がもたらすものが楽しみである。この競馬場の、増改築の歴史を見ると、２００２年１１月２日　に第１期工事　が完了し、新スタンド西側がオープンした。シンボリクリスエスが３歳で天皇賞を制覇した直後のころであるが、競馬開催がない週にオープンしているのである。実際にオープン後レースが行われるのは翌２００３年４月の末であり、４月２６日の東京競馬のメインが　リニューアル記念で、有馬記念で１４頭立て１３番人気で２着に逃げ粘り、あっと言わせた　タップダンスシチー　が、ここでも７番人気でオークス馬を抑えて勝つ。



２００３年４月２６日（土）　東京１１Ｒ
　東京競馬場リニューアル記念



１着　７枠１０番　タップダンスシチー
２着　６枠　８番　レディパステル



　さらに遡ること、ほぼ１０年。１９９３年１０月には次のようなレースが行われている。



１９９３年１０月９日（土）　東京１１Ｒ
　東京競馬場スタンド増築記念神無月ステークス



１着　６枠　６番　メイショウホムラ
２着　７枠　８番　エスジービアンカ



　奇しくも（全然そうでなく、向こう様の意図そのものだが）この２つのレースがともに６－７　で決している事実と、今回のセカンドオープンとの係わり合いや如何に。　

岡部幸雄記念の意味

　今思えば、皐月賞トライアルスプリングステークスの直後行われたこのレース



１着　７枠　１３番
２着　５枠　１０番



の意味、皐月賞後にはっきりした。このレースで、７枠１４番に武豊が入っていたことも、皐月賞の枠順発表後に調べ上げておかねばならない。５－７がいつ出るか狙いすまし、それは７枠人気の今回と踏んで１票を投ずる思いのひろやかさが必要なのだと考えよう。