打撃の神様 川上哲治氏、死去が報じられ、明らかになった。
大巨人のV9時代(9年連続日本一)を思えておられる方も、ある世代以上に限られるが、かつて東大の平野龍一総長も熊本での高校野球部在籍時代、ショートを守っていて、川上選手の強烈な弾丸ライナーが飛んで来た思い出を語られた。
哲のカーテン、多摩川での非常に短い練習時間、ベンチでの貧乏ゆすり、不人情采配、阪神入りがあらかた決まっていた早実の王貞治獲り、など。正しく一代の黄金期を築いた、稀有なマネージャーだった。サッカーのペレのような伝説のプレーヤーでもある。
アルゼンチン共和国杯の今週、別に、歴史浅い2重賞、第4回 みやこステークス 第2回 アルテミスステークス が組まれている。
初期重賞は本質を明らかにする以前で、扱いにくい面もある。が、
みやこステークス 去年 ローマンレジェンド からの的中をゲットした時、はっきりわたくしはこのレースのオリジナルが解かった。今回もある著名な馬の勝利したレースがベースで演出されることがはっきり解かっている。
アルテミスステークス これも去年、初めて行われたが、その去年の発射馬のこの春の活躍、云うまでも無い。
歴史浅い重賞だからこそ、貴ばれるのは当然である!
古い思い出話を一つ
かつて、終戦の玉音放送の原盤をめぐる長い1日(1945年8月14日~15日)の騒動を描いた映画に『日本のいちばん長い日』がある。舞台は無条件降伏決定の御前会議~玉音放送までの、ほぼ24時間=1日。
この作品で、次の配役があった。
昭和天皇 八代目松本幸四郎
玉音の録音シーン、原稿を朗する姿で登場する場面くらいで、当然、映画の製作中、存命の陛下である以上、必要な顔かたちも映らぬままである。今の息子・九代目幸四郎(松たか子、市川染五郎のパパ)は、本名が 藤間昭暁
今回、この洒落が効いていたことをわたくしは実感している。映画の上の配役だが、俳優世界だからこそリアルなジョークとして
父 昭和天皇 八代目 幸四郎
息子 今上天皇 九代目 幸四郎 本名 昭暁(てるあき)
何故なら、今回の秋の天皇賞の優勝馬主が 大和屋暁さん
同じ 「暁」 の人物だったからだ。
そして、この ジャスタウェイ の馬主さんは、アニメ作家で主な脚本作品の1つに
轟轟戦隊ボウケンジャー
これがあるそうだが、先週に新潟メインが 轟ステークス であり、『轟(とどろき)』の日に併せた演出だったことが解かる。
わたくしは、今年の春先、JRAの年間テーマを読み取った折、同じく梨園の人気立ち役
十代目 坂東三津五郎 屋号・大和屋
この人物に行き当たり、何らかの仕事がある年かも知れない、と感じたが、今回わたくしの感性は素通り。何故、今年この人物か!? かつてのこの人物の役者名に由来がある。
結局、元フジTV局アナ・近藤サトと離婚した、三津五郎の屋号・大和屋さんの所有馬がフジTV局アナ・松尾翠と結婚したジョッキー福永に導かれ、天皇賞馬に輝く。
今週のメイン、アルゼンチン共和国杯 〇枠発射 だと見ている!
また、今週土日開催から、
2011年 エプソム・ダービー 優勝 プールモア
実に、19歳でこのレースを制し、ダービージョッキーとなった、ミカエル・バルザローナ騎手が短期免許で、日本で乗ることになった。ただ、挨拶があるのみならず、無論、来年の日本ダービーへの予告だろう。
エプソム・ダービーは世界のダービーの最高峰だが、日本のファンは人馬ともほぼ知らないのだから。
幸四郎、国立劇場の舞台からの転落もあった週ながら、脚本は揺るがなかったものである。