祇園精舎

気の向くままの徒然日記

中秋の蝉

2008年09月12日 | ひとりごと
涼しくなりつつ日々の中で蝉の鳴き声が甲高く響く

少し旬外れで空回りしてるようでどこか自分みたいやな…と思ってた

何で鳴くのだろう?

仲間か嫁さんを求めてなのか…何か孤島の中を一生懸命鳴いててそのまま見つからずに生を終えたらその蝉の一生ってなんなんだろう?…と哲学的なことを思う。

それでは鳴かない方がいいのかな?と問うと


「そりゃ時期外れのオスがいるなら時期外れのメスもひょっとするとどこかにいてるかもしれないね」という

あぁなるほどなぁ…

無駄と思って鳴くのを止めたら可能性がなくなってしまうんやな
蝉自体は哲学的なことを思わず本能で鳴いてるのだろうが一途に甲高く鳴く姿勢が素晴らしいと感じた。


無駄になろうがその場所で一生懸命に頑張る
自分もこの蝉のように生きていかなくてはいけない…と思った





となると…甲高く泣けば愛しい人と巡り会えますかね?