祇園精舎

気の向くままの徒然日記

磨く

2008年09月21日 | ひとりごと
今日店前に大量のカメムシの死骸が転がってる。



誰か口にしていたが手をつけない・・・

決して好きではないが言われる前に片付けた。なんでこんなに発生したのやら?

すでにお客さんが来てて哀れにも数匹踏み潰されていた。。。


例え死体とはいえカメムシが踏み潰されないためと、お客さんが不快に思わないようにと、掃除して周囲がキレイになるためにと… 

人は
「ほっておけ~掃除のオバちゃんに任せろ~」っていって煙たがるが考えによっては満更善いことをしてるのでは?と思えてきた朝の出来事。




さてさて

ある人のブログを見ると「なるほどなぁ…」って感心することがあって


話を抜粋すると・・・




道具や家など長く使っていて一定の年数が経つと色んなモノが住み始めるってこと。

古来の文献では所帯道具が付喪神(つくもがみ)に変化して

これを現在版でいうとバイクにも付喪神が憑依するってこと

バイクが新品だと、まだ思い入れっていう”形”が出来上がってないから付喪神が居ない。

だけど年数が経つにつれ、人間の思い入れも塊になってくるとそこから付喪神が生まれてくるかもって



バイクも、ちゃんと可愛がって手入れしてるのとそうでないのとでは、その付喪神の性格も変わってきて…

例えばバイクを可愛がっている場合の付喪神の働き方は


「今日は走りに行くとマズいよ」


ってライダーに教えてくれる。

するとその所有者であるライダーは



「…何となく今日はツーリングに行きたくないな…」


っていう感覚が出てくる。

もちろん、本人は「何故かわからないケドそう感じた」って感覚しかないわけだけど可愛がってないバイクには、バイク自体に年数を重ねただけの魂が生まれてくる。
それは付喪神だけど、逆に所有者であるライダーに対しての思い入れがないから、なんにも助けないし警告もしないわけ…




文章を転記させてもらったけど(バレたら著作権に引っかかるかも・・・)

あながち迷信でもないと思えた。



最近転倒が多い。…もしかするとこれは大事にしていないからしれない。

自身に怪我は無い。これは護ってくれているかもしれない。…まぁ良く言えばだけど




自分のバイクって手入れ自体はしていない。

イヤ 厳密にいうとメンテナンスはショップの方が念入りにしてくれている。

ただ自分で洗車したりチェックしたりするのを怠っている。


そのツケでKLXが壊れて連鎖してCBもやられたのだろうか…









そして夕方、CBを修復してもらい引き取りにいった。


店長に

「錆びてきてる。いいモノに乗ってるんやから磨いてやらんとアカンで」

「バイクを乗るのなら走るだけではアカンのやで」

…とどめが

「あのMっちでさえ、ここに来て磨いてたで」

…って痛切に指摘されてしまい、ズボラな性格故だろうが今後見直していかなアカンと感じた

でもアカンところをズバッといってくれて良かったと思う。



大事に乗っていこうと決めたんだから神経質にならんでも拭いてやるくらいはしてやろう。向き合っていかななぁ…


ズボラも錆ってことなんや。バイクも見ないと錆びる。体も鍛えてないと錆る…


…自分の心身はともかく所有物自体も大切に扱えていないのに、他人を愛しむようなことは出来ないし大反れている考えかもしれないやと帰る途中で思えてきた。


だから色んな意味で磨いて錆を落としていかななぁ…と感じたんよ


ん?となると…店長は付喪神なのか?






少なくともCBには…付喪神はまだ憑いてないと思う。
走りが快適でよかった。

でもその内憑くのかなぁ…




家に帰るとカメムシがどことなくいたようで母が文句いってた。どこでツイたのだろう?