祇園精舎

気の向くままの徒然日記

馬は世につれ 世は馬につれ

2010年07月04日 | ひとりごと
周囲の人達から、元気がない…とか、しんどいの?…って声をかけられた。


別に疲れてはいないが、訃報のニュースをみたからであろう


怪物競走馬オグリキャップ死ぬ 重賞12勝(共同通信) - goo ニュース


まだ学生であって競馬に興味がなかったけどスゴイ馬だっていうのを聞いた。

自分が競走馬に関心をもちだしたのは、

メジロマックイーン~トウカイテイオー~ミホノブルボン~ビワハヤヒデ~ナリタブライアン~SS産駒・・・・と名馬が台頭していたが、すでにターフを去った後だった。

でもこの頃から、当時の現役馬よりも、シンザン、ハイセイコー、オグリキャップは一度でいいから見てみたい…と思っていた。


ビデオを何度も見た。

圧倒的な強さもだけど、多くの不利でも諦めずに走り劇的なドラマを生み出したのはこの馬以上に惹かれるのはそうそうにない。


だから夏がくるたびに会いたいなぁ…って思ってた。


ある人が牧場見学にいった時に、白い馬体を見た瞬間にあまりの感動で涙したといっていた


それだけに会いたかった馬が亡くなってしまったのが悲しいやら惜しいやら…で少しショックでもあった報である。





しかし、出会いというか妙なエネルギーというのか…偶然が奇しくもこの日に発生したと感じる。


自分に師匠と慕っている人物が20代の時と30代の時といてるのだが・・・再会したのである


最初の師匠とは8年ぶりなのか・・・

「おーい!」と声をかけてくれたが誰かわからなかった。

面影はあるが当時の姿ではなかったのもあるが、まさか職場で声をかけてきたから・・・


当人とわかった瞬間、声が「うわぁー!」としか出ず、涙腺が崩れてしまった。

多分、職場外なら自制心がなくなってたと思う。

声にならないほど感動することって果たしてあったのだろうか?


昔は仕事のことも、遊びのことも、馬のことも、たくさん話をした。だけど約8年ぶりの再会の会話は仕事中ゆえ1分もなかった。


でも十分だった。







オグリにはもう会えなくなったが、気持ち次第では人もオグリも同じなのかもしれない…






影響力

2010年07月04日 | ひとりごと
韓流ブームというか、冬のソナタってドラマがあるが、ウチの母は影響されている。

見ていないから否定はできないけど、肯定もできないとも思ってる。



破れた障子のところにヨンさまのポスターが張ってあるのを発見した!




なんとまぁ・・・珍しいというか風景や人物を飾るって行為を初めてみた

(いい歳をしたオバちゃんが世間と同様にミーハーになって・・・)と思い口にはしたが


「ホンマいい笑顔をだしてるやろ?はにかんでる顔をみてると癒されるわ
暗い気持ちになった時や眉間にシワが寄りそうな時にこの笑顔をみたら、
あぁ…これじゃあいけない、笑顔をだしていかないと…って思うんよ」


っていう


それを聞いて、ミーハーって否定する気はなかった。


世の中の女性を魅了と影響を与えている人だし、少なくともウチの母に元気と前向きな気持ちをもたらせているのだからエライ人だなぁって敬意をもった。



ヨンさまとはいかぬが、仏頂面でいくより少しでも笑顔をだしていかなアカンなぁって感じた




それと同時にパク・ヨンハ氏が亡くなった報を聞いて惜しんでもいた。

「しんどくても、あと1年生きていこうって頑張ったら変わっただろうに…」って


近所の人でも訃報を聞いてショックで泣き崩れたといっていたが、影響力のあった人なんだろう。




なんともいえないが、生と死、暗と明を感じさせられた