当たり前にお腹が減りました。ごったがえしている品川駅構内を通り、テイクアウトの寿司を買いにきました。サマータイムのせいか店内では気勢をあげているサラリーマンもおります。小生はテイクアウトして部屋でNHKニュースをサイドメニューにして食べてます。ホットな東京ナイトはふけていきます。
当社がお世話になっております会社主催の講演会が霞ヶ関にあります商工会館でありました。講師は、現代社会研究所の古田隆彦さんです。古田さんは前青森大学社会学部教授で、9年前にある同業者の社長に推薦で日本経営合理化協会出版局「人口が減る時の経営」(ナント9800円)を読みました。わが国は人口減少する飽和・濃縮型社会へ向かってます。新たな社会環境を前提にして、新しい消費構造や産業構造を作り上げれば、むしろ省資源・省エネルギー型の新しい経済構造も可能だと古田さんは説いております。また「carrying capacity」というのは一定の環境の中に一種類の生物がどれだけ棲息(せいそく)できるか、その上限数のことであると言います。(「環境収容力」とも「環境許容量」ともいう)。グッピーの雌雄50匹を栄養の十分な養魚鉢に入れておくと、卵が孵化(ふか)するたびに成魚が幼魚を食べ、個体数の増加を抑えます。さらに成魚同士が共食いを始め、九匹になったところで個体数が安定します。古田隆彦(『日本人はどこまで減るか』 2008年 幻冬舎新書 47ページ)より引用。
古田さんの予測では2042年に1億人を割るそうです。いろいろな予測値が他からも示されているが、どれも人口が減ることについては意見が一致しております。人口減少が始まったということは、私たちの集団がその集団の意思として「人口が多すぎるから個体数を抑制しよう」と判断したからであります。この個体数抑制行動を促したのは、グローバル資本主義であるといいます。いち早く時代の変化に合わせて、経営の方向を転換すべきです。消費者が減っても、付加価値の高い商品で単価を引き上げたり、TPOに合わせて使い分けるような商品を開発すればマーケットは拡大します。イノベ-ションとは顧客の創造だと言ったドラッカ-博士の言う通りです。時代が変われば葬儀が変わります。
ホテル近くのセブンイレブンからパンを買ってきて、部屋で新聞を読みながら食べてます。ジャムパンは本当に久しぶりに買って食べてます。日経の「春秋」によると、今日は37年前の1974年に「エクソシスト」が日本で初公開された日にちなんで「オカルトの日」なんだそうです。永田町がオカルトチックになってきていると書いていました。ゾンビ議員が跋扈する永田町にゴ-ストバスターを派遣すべし!
ずぅっと、朝食バイキング会場から外れてましたので、久しぶりに来ました。やはり、メインダイニング「ハプナ」もいいけど、こちらのほうが年寄りには落ち着いてご飯食べれます。今朝はご飯ではなく冷やしうどんですが…。朝から猛暑なのに食欲はあります。