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電話代の足しにもならない

2010-04-14 12:27:01 | Weblog
「電話代の足しにもならない」
そんなことをフォークリフトの営業担当に言われてカチンときた。

そもそもの発端は、中古パレットの紹介を受けたことからはじまる。
フォークリフトの会社ではなく そこのお客様経由でした。
中古パレット?むずかしいでしょう?というのが日頃の私の感想です。
あまり気乗りもしないまま 
しかしなんとなく気になった。
パレットの用途を伺っているうちに これは新しいパレットでなくとも中古の安いのがあれば お客様にとってはいいのではないかと思うことがあります。
折り良くそんなふうに感じた会社さんがあった。
ロット数も 何枚からでもいいようだという話でしたし
寸法、写真をお見せしながら話は進んだ。
間に入った会社さんは、フォークリフトの会社と直接やってくださいということで
好意に甘えて まず、見本と引き取り先住所を確認したくて電話をいれる。
なんと うちのお客様の情報をファックスでながせといわれる。
考えた末に うちでの引き取りということにする。
やっと得た情報は
「えっ?11枚。他社は4t車に満載のひきとりなんだけれどね」
いきなりパンチをくらう。
寸法の確認をさせてもらうことにしたら
「 1100×1100 D4型 これなのですが?」
「なにD4って?知らないなぁ~」
「全ての寸法に書いてありますが?」
「ふぅ~ん」
どこまでも人を食った態度
「引き取り先の住所はどちらになりますか?」
「三芳」
「きちんとした住所をお聞かせ願えますか」
「それしかいえない」

その日は、先方の担当者がいないということで まったく話が進展しないままになる。
翌日午後 連絡をいっこうにくださらないためこちらから電話をする。
      
昨日の話を繰り返す
見本を1枚 その後それをお客様に見ていただいてから判断をさせていただきたいことを再度お願いする。
「みんな 写真と寸法だけみてきめるんだけれど!電話代にもならないだろう」
とりつく島もない。
困り果てて同じ会社でうちと取引のある他の営業所の担当者に聞いてもらうことにした。

ようするに 中古パレットを売ってくれるように○○に依頼した会社様は
一部上場でフォークリフトを何十台も購入してくださる大事なお客様
そこにわずかな金額の請求書を発生させるのは申し訳ない。
そんなことだったようです。
さらに一枚の見本でお時間を割かせたくない。

「ご理解いただけましたでしょうか?
 申し訳ございませんでした。ちょっとした言い回しなんですよね」

私は、理解できない したくもないというのが本音です。
「では、見本も11枚も購入は迷惑なのですね。お客様にはその旨伝えます」
「申し訳ございません」
釈然としない結末だった。

なんだか ひどく疲れた日だった。

こんな日は、外を歩く走る。



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