婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

じゃがいもシストセンチュウ

2011-06-19 13:29:00 | Weblog
帯広から美瑛まで車の窓越しに見えるジャガイモ畑は、土だけめだちました。
反対に沿道は、育った草が おやおやと思うほど続きます。


「草を刈らなくなったのは、民主党の時代になってからだな」
ハンドルを握っていた無口な製材所の社長がぽつんと言う。
そうなんだ!?と思うが
「・・・・・」

どうしてジャガイモの生育が遅いのか理解ができなかった。

河村さんを訪問して謎がとけた。

雨が多いと畑が泥状になっていて ジャガイモの植え付けができないのだ
いい日を待っているうちに どんどん日がたってしまうのだ。
(ひそかに運不運ってあるかもしれないって思った)
幸い河村さんの畑は、植え付けが昨年より遅いながらも良好です。


しかし 気の毒な知らない人の畑もあった。
「遅い生育でもどこかで追いつくのですか?」
「うぅ~ん 減収になるのかな」
自然って容赦がないね。
(知らない人の畑)


さて、きれいな風景が見れる種芋を作っているこの辺り 
あまり人や車にたちいって欲しくない場所なのだそうです。
シストセンチュウというウイルスが靴の底やタイヤについてやってくるからだそうです。
(このウイルスにジャガイモがおかされると数年間 種芋はつくれなくなるそうです)
そんな話を聞くと畑には入っていないが
『どうぞ 私の靴底についていませんようにと祈ってしまう』
道に落ちたのが のそのそ畑に行かないとはかぎらないから こわい!

種芋が厳重に管理され検品されて ジャガイモは作らなければいけない所以なのでしょうね。


何人たりとも畑にみだりに入ってはいけません。



  ジャガイモ屋のつぶやき