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思い出を抱えて生きる

帰りたい帰れない!

2012-07-19 15:42:30 | Weblog
81歳の父が白内障で車の免許の更新ができないかもしれないと心配していた。
視力が0.5ぐらいっだったり0.4だったり ちょうどきわどいところにいるようだ。
郷里は、市内に眼科がないため遠方まで診察にでかけるしかない。
いっこくも早く手術をしなければ 更新にまにあわないため出かけたが病院が混んでいるので?日程が来年になった。
そこで 何度もお願いして1月が7月になった。
いよいよ日程も決まった。
そして 手術の説明を母にも話す必要があるということで ドキドキしながら出かけたら・・
『白内障の手術がもし失敗したら大学病院を紹介します。費用は、全て患者さん負担になります』
と おごそかに申し渡されたそうです。
不謹慎にも笑ってしまったが そんなものだろうってつくづく思う。
昨日、ある方のお見舞いに行って『医療ミス』かもしれないと聞いた話だって 病院側にいわせれば縫合不全という名でミスではないのだから・・
手術中に臓器を傷つけても たまたまそんなことになってしまったということなのだろう。
だから 白内障の手術の失敗も『予見できなかった事態で運が悪かったのです』になるのでしょう。
ちょっと こわい話だ。

インプラント手術の成功率は、90パーセントだから一番こわい。
今 考えれば まあ いいや!で私もよくやったなって思う。
ただ 現在は、なんでも噛めるし快適でもある。

「手術の日 行こうか?」と言ってはみたが
親不孝な娘は、この頃 不景気な昨今を思い 仕事と両親を天秤にかけて
 郷里は遠い!とため息がでる。

帰りたい帰れない




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