「語るなかれ」「聞くなかれ」修験道の霊地。
鳥居をくぐったら写真撮影が禁止でした。
湯殿山は、標高1500m、月山南西山腹に連なる なだらかな稜線の山。出羽三山の奥宮とされる湯殿山神社本宮というだけあって まだ残雪がありました。

鳥居のそばから ご神体の足元?近くまでバスがでています。
(私たちは、バスで行ったのですが 専用のバスにのりかえなければいけません)
そのバスを降りて さらに山道を数分のぼったところに 御神体がありました。
歩くんだ・・・とぼんやり思った。
その道のりは、まるで現実とあの世の境目のようでした。
突然 圧迫感を感じてみると なんと大きな岩のかたまりに温泉が流れています。
そこでお払いを受けた後に裸足で歩くのです。
これまでの己の穢れを祓いたまえ お救いくださいと歩くわけです(まあ この言葉は作り話なのだが きっとそんな感じでしょう)
「


救われはしなかったが 清々しい心になって山をおりました。
凡人は、修行などしていませんので 帰路 湯殿山が遠くになってくるとむくむくと邪念が頭をもちあげました。
たった一日 禁煙をしていたのだが 翌朝 むしょうにタバコがすいたくなりました。
おまけに少し歩いただけなのにふくらはぎが痛いのには苦笑してしまいました。
木製パレット屋のつぶやき