急に椎間板ヘルニアを発症してから1週間
痛み止めと胃薬(朝晩の錠剤半分の痛み止めと朝だけ4分の1の胃薬)を きっちり飲ませる。
2日夜まで 尻尾がたれて4本足で立ったまま前足で足踏みをしていましたが
徐々に元気になってきました。
前にも書いたが目の輝きが違います。
5日ぐらいから 水のがぶ飲みと異常な尿量に驚かされる。
8日目からは、両方の薬が朝だけになりました。
子供が赤ん坊のとき 母乳ではなく哺乳瓶からの授乳をしたときに 毒を飲ませているような罪悪感を抱いたのですが
犬とて変わらない。
薬を飲ませるたびに とても悪いことをしているようで胸が苦しくなります。
さて 二度目の受診の獣医さんの見解は、
「生まれつきの骨の形成不全でしょう。遺伝ですね。これから次々背骨の石灰化がおきていくことと思います。おもえば 赤ちゃんのときに抱くときにキャンというとか 後ろ足が走るときになんだか変だとおっしゃっていましたよね。」だった。
「もう少しこんなことが早く気づけば発症が遅れたのではないかと悔やまれますが・・それだけが可哀想な事をしたと思います」
「どうですかね?薬のほうは、少しづつ減らしていこうと思います」
犬は、一週間たったら 4.85kgあった体重が4.6kgに減っていた。
まともに食べていたのに・・だ。
そこでも なぜ減ったのかの話になったが わからなかった。
筋力が落ちたからですか?という問いには、笑われてしまった。
尿量が多くて 水分がなくなっているのではないか?
毛をカットしたからではないか?
「あの~ このこは、ずぅっと こんなふうにはぁはぁ息づかいが荒いのですか?」と先生に訊ねられる。
「実は、来院にあたって キャリーバッグに入れたり 自転車に乗せたり 抱いたりそんなことを 三回も繰り返していたら ついに私も犬も疲れてしまったのです。それからです」
最後に獣医さんがおっしゃるには、このこは、まだまだ若いのであまり神経質にならずに
おおらかに接してください。敏感に察知して 何かがおきているのだと不安になります。
人の子供と一緒ではないかと感動しました。
他人にとっては、たかが犬だがされど犬 愛しい生き物です。
木製パレット屋のつぶやき