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昨夕、大雨警報と雷が鳴り響く中 くう(犬)の診断結果を聞いてきた。
どうぞ 神様仏様 何事も無いようにお願いします。と祈りながらだ。
診察室に入ると 先生の顔がこわばっていた。
なにやら図鑑のようなものまで手にしていた。
壁には、くうの脊椎のレントゲン写真がはりだされ・・
漂う空気で察知した。
くうは、椎間板ヘルニアなのだと
「いやぁ トイプードルは、椎間板ヘルニアにはならないと思っていたのですが
ここにも 書いてありますが まれになるんですね!」
「・・・・・」
「このレントゲンによると 第6と7が石灰化して飛び出てきてさわっているんですね」
「まあ 見ようによっては、他の箇所と違うような気がしないでもないのですが、あまり信じたくない事実ですね」
「生まれつき脊椎形成不良ということも考えられます」
「では、赤ちゃんのとき抱っこをしようとするとキャンと鳴くんですとうったえたときや
後ろ足が なんだか変だったとき あれもそのせいですか?」
「・・・・」
「今のことしかわかりませんよね!遺伝も考えられますか?」
「はい」
「では 今後の治療方針とこうなっていくのではないかという予測 そしてこんな状況でも天命をまっとうできますか?それが一番知りたいのですが?」
「とりあえずは、一週間 痛み止めと胃薬をだします。これで元気になると思います。そのご薬を減らしてやめていきましょう。半年に一回は、レントゲンを撮って様子をみていくことにしましょう」
「注意点はありますか?」
「椅子に上がらせない。とびついてピヨンピヨンはねるのもだめです。階段もだめ!」
「散歩は、どうですか?」
「平坦な道ならいいでしょう」
くうのためとヨガマットを敷いたり ソファとの段差をなくしたりしたのだけれど
どれも空振りに終わってしまったような気がする。
そもそも そんなことまでしたということは、予感のようなものがあったのかもしれない。
帰る道々 これからのくうを思って 涙がこぼれおちた。
全てを禁じるよりも 薬を使って 痛みを軽減し楽しませたほうがいいのか・・
いや 段差のない制約のある生活でも楽しいのだと教えたほうがいいのか・・
くうは、夜 座りもしないで立ったまま前足で足踏みをする行動をとっていた。
なぜなのだろう?
痛いから?
あるいは、お気に入りの場所への立ち入りを全て禁じられたからだろうか?
それにしても退屈する暇のない人生であります。
木製パレット屋のつぶやき