「くうちゃんのお父さんはね こげ茶色でウッディっていう名前なの」
「ふぅ~ん ウッチイーなんだ」
「トイ・ストーリーのウッディよ」
トイ・ストーリがわからなかった。
うまく発音もできなくて何度も言い直しをさせられた。
くうが、生まれた先のお嬢さんです。
3匹仔犬が生まれた中で くうを一番可愛がっていたのだそうです。
別れの日 すごく泣いた女の子の話を伺いましたが
もしかしたら この子かもしれません。
「おかあさんの名前は何ていうのかしら?」
「マィリーよ」
「何色?」
「黒」
こげ茶と黒から アプリコットの色のくうが生まれるなんて不思議
私は、しばらく あれこれ夢想して 別の世界にいってしまった。
「ねぇねぇ・・」
可愛らしい声で現実にひきもどされる。
機会があったら くうの両親の写真を撮ってもらうことを指切りして
なんだかうきうきしてしまう。
彼女の名は、ほたるちゃん
木製パレット屋のつぶやき
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます