婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

警察による取調べが紳士的になります

2008-03-28 16:42:40 | Weblog
『取調べ 3重に監督』という新聞の見出しで いまから18年前のいやぁ~なことを思い出しました。
 これ取調べの監督制度で[監督官][巡察官][調査官]の3ポストによる三重のチェック体制を柱とする取調べ適正化のための規則です。
 *容疑者の体への接触
 *直接、間接の力の行使(机をたたく、大声で怒鳴るなど)
 *ことさら不安を覚えさせて、困惑させるような言動
 *一定の動作や姿勢をとることを強く要求
 *便宜供与や便宜供与の申し出、約束
 *容疑者の尊厳を著しく害する言動
 *警察本部長や署長の承認を受けない深夜や長時間の取調べ
上記が 警察の取調べの際にしてはいけません。それを3ポストで取り締まり 各段階の調査や監督結果は、都道府県公安委員会に提出されるのだそうです。
でも いわゆる仲間内での役割分担になるのでしょう!?なんだか微妙

 さて 今から18年ほど前 夫が交通事故をおこしまして 隣に乗っていた私は 人が空に舞いあがり フロントに降ってきた一部始終を目撃したのです。あの光景は何度思い出しても嫌なものです。
 毎晩 アルコールの切れたことがない人でしたから あの日もしこたまアルコールを喰らって 納車7日目のフェアレディZに乗り 飲酒運転 気が大きくなっていたのでしょう カーブでスピードがでているのす。
 「こわい」と叫んだ瞬間 なんと自転車二台 それぞれに二人乗りをした中学生が 道路の真ん中を走ってきます。理解できないまま ブレーキなしで ぶつかり子供達は 浮き上がり落ちてくる。酒気帯び運転の人身事故でしたので 当然 逮捕でした。
 その後 私も調書作成のため 何時間も警察にいたのです。どういうわけか 「おちょこに一杯の酒ぐらいなら運転するだろう?」
「ビール一杯飲んで数時間たったら運転するだろう?」
「いいえ」
「嘘だろう!検事の前でも言えるのか!」と机の上をドーッンとたたいたのです。
威嚇と誘導尋問は 多かったですね。まぁ 私も夫をかばって じゃっかんの嘘は言っているわけですし どっちもどっちかなって思っていました。嚇かされるのは嫌だけれど尋問でなかなか 嘘を見極めるのも大変だろうなとは思う。だいたい人が人を裁くわけだから 生育その時の精神状況 天候でずいぶん違うのだろうと 秘かに思ったことは確かです。終わったのは午前2時。(事故は22時)心細く タクシーを呼んで帰宅しました。
 どっと疲れがでてシートに身を沈めて 考えた。なんでも初めてだと戸惑うな 予備知識でもあればよかったのだけれど 机をたたくのは かえって頑なになるので やはり情に訴えたほうが うまくいくかな?
あの日の嫌な思い出
忘れたいことをひっぱりだしてしまった新聞記事でした。

 取調べが変わるそうです。
 

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