e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

牛からセシウム

2011年07月19日 | 日記
今日のニュースによると,
放射性セシウムが検出されたり、汚染された稲わらを飼料として与えられたりした肉用牛が福島県から出荷されていた問題で、18日も近畿地方などで新たな流通ルートが判明したり、放射性セシウムの検出などが相次いだ。
奈良市は18日、浅川町産の肉用牛1頭の牛肉計14・5キロが同市内の焼き肉店など飲食店3店舗で販売されたと発表した。店名は、すでに消費されて1カ月以上経過していることなどから公表しないとしている。市保健所は「汚染の有無は確認されていないが、他の個体の検出結果などから健康上の心配はない」としている。
また、奈良県などは、中堅スーパー「オークワ」(和歌山市)の県内15店舗で、放射性セシウムを含むわらが与えられた牛の牛肉計約20キロが販売された可能性があると公表した。すべて販売されたという。

よくTVに出演している武田邦彦先生の記事が気になった。
http://takedanet.com/2011/04/57_00fe.html

@セシウム
現在環境中に存在しているセシウム134とセシウム137などの多くは、1940年代~1960年代の核実験や核事故で放出された。1960年代前半に日本人は1日に1 Bq以上を摂取していたと推定されている。チェルノブイリ原子力発電所事故も例外ではなく、2005年現在、セシウム137はチェルノブイリ原子力発電所周辺の放射線汚染地域での、主な放射線源である。原子炉がメルトダウンしたとき、セシウム134、ヨウ素131、ストロンチウム90、プルトニウムとともに、セシウム137は健康への影響が最も大きい同位体の1つである。