e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

出雲街道

2011年07月27日 | 道路・鉄道・船
出雲街道は古代に、畿内と出雲を結ぶ道として整備された道で、鎌倉時代に「承久の乱」で敗れた後鳥羽上皇が、京都から隠岐へ流された際に通った道として知られている。
また、江戸時代には参勤交代の道として出雲・美作の諸大名が通行した他、古くから多くの人や物、文化が行きかう街道として利用されてきた。
岡山県内の出雲街道は、兵庫県境の萬ノたわ(旧作東町)から鳥取県境の四十曲峠(新庄村)まで県北部を横断し、その間に往来の人々が宿をとるなどの拠点として8つの宿場町が形成され発展してきた。

現在に残る出雲街道は、ほぼ参勤交代の道と同じルートで、街道沿いや宿場町の周辺には、出雲街道の歴史を物語る旧跡や町並み、道標が数多く残されていた。