宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

20年の年月

2005-04-29 20:36:58 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日は甥っ子とサッカー観戦としゃれ込んだ。地元・ジュビロ磐田が浦和レッズを迎え、静岡スタジアム・エコパでのカードだった。

 ここのところ元気が無い両チームの対戦であり、引き分けのゲームではあったが、見所は多く非常に緊迫したいいゲームであり、巻き返しを期待する3万の観衆にとって両チームの実力は決して衰えていないことを実感したゲームだったのではないだろうか。自分的には、ゴン中山の気迫あふれるPKゴールをこの目で見ることができ、嬉しく、元気づけられた。

 ところで、このカードを生で見たのは20年振りである。こう書くと、え!?と思う方が多いと思うが、1985年に日本サッカーリーグ、ヤマハ発動機対三菱重工戦を国立競技場で観戦した。つまり、両チームの前身の対戦を見た、という訳である。当時の観客は発表5,000人、推定2,000人。

 あの時はのんびりスタンドで寝転がって観戦していたが、まさか自分の地元で声を張り上げながらプロの試合を見ることができるようになるとは思いもよらなかった。隣で歓声をあげる甥っ子を見ながら、つくづく恵まれた環境になったんだな、と感じた夜であった。


移動する花見

2005-04-10 08:57:43 | 日記・エッセイ・コラム
 金曜日は裾野まで修理終了機の運搬を行った。当然、道中は東名高速を使うのだが、途中、路側をはじめ周囲の風景は美しく咲いた桜の花や菜の花に彩られ、さながら花の帯に沿って車窓から花見をしているかのようだった。

 免許を取ってから20年余りが経ち、東名高速を幾度となく通ってきたが、これほどまで桜を見ることができるとは気づいていなかった。逆に年度始めを慌ただしく過ごしてきたことの現れなのだろう、と自分のこれまでの生活を改めて見直すいい機会になった。
#途中の富士川SAで富士山が春霞みで見ることができなかったのがちょっと残念だったが。

 昨日は近くを流れる川の土手をのんびりと散歩しながら、桜並木を堪能した。シートを広げ、適度のアルコールを入れる花見もいいが、今年のように「移動する花見」も健康的でいいのかな。
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