宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

秋の休日(最終戦)

2006-11-26 18:49:46 | まち歩き
 結婚前から我が家の恒例行事となっている外出が一つだけある。それは、11月末の紅葉見物である。

 2001年と2002年こそ妻の妊娠・出産で厄払いに行った近隣の神社だったが、それ以外は愛知県の香嵐渓に出かけている。東海地方にお住まいの方ならご存じだと思うが、ここは名古屋にも近く愛知内外から多くの方が訪れるいわゆる「名所」であり、その混み方は半端ではない。

 と、いうことで昨日は早起きしてドライブと相成った。今回、初めてGC2インプレッサを駆っての行程だったが、適度の山坂道でHP12プリメーラとの馬100頭の差はなかなかシビアで、鈍った腕を思い知らされつつも、タコメーター&スピードメーターをにらみながら予定通りに現地着。

 あとは年に一度のお楽しみ、景色と名物・ZiZi工房の炭焼きフランクフルト(Bigサイズ、超密度でなんと1本200円!)を始めとする出店を堪能し、帰りは湯谷温泉に立ち寄り久々の温泉、息子は初露天風呂でリラックス…したが、息子は初の大風呂体験でもあり、なんでプールに裸で入っているの?という感じが見て取れたのはちょっと可笑しかった。

 もう12月。月が明けたら酒飲み日記にならないよう、注意したいものである。

Hashi

Frank

9d03



しょうぼうじどうしゃ じぷた

2006-11-22 23:03:00 | 日記・エッセイ・コラム
 帰宅して夕刊を読んでいて、あっ!と声を上げてしまった。

<訃報>渡辺茂男さん78歳=児童文学者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000072-mai-peo

しょうぼうじどうしゃじぷたしょうぼうじどうしゃじぷた
価格:¥ 780(税込)
発売日:1966-06


 子どもの頃、自宅から400mほどのところに消防署があり、幼なじみの家で渡辺さんの「しょうぼうじどうしゃ じぷた」を読んだ後に一緒に「じぷた」を探しに行ったのを思い出す。そして、「ふたごのでんしゃ」、「しゅっぱつしんこう」も図書館で何度も借りた好きな童話だった。「じぷた」は息子も暗記してしまうほど大好きで、今年の夏は「ぼく しんかんせんにのったんだ」を実際に体験し、親子2代で著作にお世話になってきました。そして、翻訳家としても素晴らしい作品を残されています。

 長い間、本当にありがとうございました。ご冥福を心からお祈りします。


ベト7

2006-11-20 23:03:16 | テレビ番組
 このタイトルは何?と思われる方も多いかと思うが、ここのところ月曜日の夜に残業して帰宅すると、カミさんが必ず見ているドラマのオープニング・テーマである。

 そう、「のだめカンタービレ」で使われているベートーヴェンの交響曲第7番の俗称(!?)である。ドラマはコメディ色が強いのだが、指揮者の棒と曲がちゃんと合っているところにスタッフのこだわりを感じる。そんなことを感じながら、ついつい夕食の箸を止めながら見入ってしまうことも度々ある。

 カミさんもドラマを楽しんでいるようで、このところは自分より先にチャンネルを合わせている。が、今日になって「この曲のCDって家にある?」と一言。

 あるも何も…あなたの見ているテレビの載っているキャビネットの中に入っていますって、これが!

ベートーヴェン:交響曲第5&7番ベートーヴェン:交響曲第5&7番
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2002-09-25


 ベト7は自分も大好きな曲だが、ベートーヴェンの3or5番(英雄or運命)、ブラームスの1番、チャイコフスキーの6番(悲愴)、ドヴォルザークの9(新世界)の5曲に偏りがちな日本のオケの地方公演では、演奏されることが少ないのが残念である。子どもが生まれる前は年に1回はオケを聞きに行っていたが、生で聞く機会は無かった。実はドライブ中によく聞いているのだが、心地よく眠りに導いているようである。

 いずれにせよ、興味を持ってくれることは嬉しいことであり、カミさんに限らずこれを機会にもっと気軽にオケに触れようとする方が増えて欲しいなと思いつつ月曜の夜は更けていくのだった。


同級生

2006-11-11 22:11:12 | 日記・エッセイ・コラム
 朝、子どもに朝食を食べさせ、さて今日は何の相手をしようか、と考えていたところ、突然携帯が鳴った。

 相手は中学3年のクラスが一緒だった同級生。消防団時代は自分は副分団長、彼は隣の分団の分団長だったのでOB会の話かな?と考えつつ電話を受けると、彼の口から伝えられたのは、同級生の訃報だった。

 2年前の同窓会で久々にお目にかかった時は、昔そのままの元気印だった彼女が?と信じられなかったが、取り急ぎ連絡が取れる同級生に伝言し、通夜に伺うことにした。

 通夜の会場に入り、同級生6人と合流。が、お互い言葉は無い。お別れをした後、自然と思い出話になった。が…皆それぞれの人生を歩んでいるな、と思わずにはいられなかった。

 これから先、自分達がどういう人生を歩むのかは誰にも分からないが、向こうの土産になるように努力を続けることは間違いないよ。いつかまた会うときまで待っていてくださいな、めぐさんよ。


引継ぎ

2006-11-08 23:53:27 | 日記・エッセイ・コラム
 ほんの2ヶ月半前には自分が後任に引継ぎをする立場にあった。明日は前任者からの引継ぎになる予定である。

 が…残った有給を消費した上で退職日後にアルバイト扱いで日当をもらって引継ぎに来る、というあなたの神経が自分には分からない。自分は今まで3回離職したが、有給はフルに残したまま、退職当日まで挨拶より引継ぎと職務を優先してきた。なのに…2日かかっても一向に収束する気配が無いあなたって…。

 残してくれた地雷もとい残業務は、自分がエクセルにまとめたところ、A3縦置き用紙で2ページ以上。幸い、先月から取りかかった新商品は今日の会議で量産がほぼ確定したので、地雷は年内に完結させてボーナスに時間外手当の上乗せを狙うことにするかな…(自虐的な慰め)。