宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

袋井市民吹奏楽団第27回定期演奏会総括

2016-07-10 15:04:16 | 日記

 この7月2日に袋井市民吹奏楽団第27回定期演奏会が開催された。今回もTubaパート員として参加・演奏することができた。結成30周年、入団から29年(途中休団期間有)、今回もステージに立ち、皆勤を継続することができたのは家族、団員の支えがあったからこそ。感謝、と言う簡単な言葉で済むことではない。

 ところで、日記形式での総括は4年前の23回以来。3年前は家庭の事情、一昨年は転勤・引っ越し、そして昨年は家庭の事情と業務によって定演直後が非常に繁忙になり、反省する間も無く日々に追われてしまったので、書けず終い。今年はちょっと余裕ができたので久しぶりに書くこととした。

 まずは当日の演奏。森町文化会館での土曜夜の開催となって5年目。分かってきたつもりでもちょっとのことで音が変わってしまうのがホールの常。メンバーが増えたため、これまでとはちょっと違った位置となり、いいかな?と思って吹いたところが、リハ中の客席から来た響きの情報と舞台上での感覚とのギャップがあって少々戸惑いがあった。強化練習をホールで行っていたらまた事情は変わっていたかもしれないが、来年は前日及び当日リハ前の時間を無駄にせず、迷わずに吹ける状態で本番を迎えたいと思っている。こうして分析できるのは、棒がいつも通り安心できるからこそであり、こちらも感謝するばかりである

 次に選曲について。これまで袋吹のプロに欠かせなかった「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の楽譜は全11曲中1曲。それも昨年出版の最新版とあって、出版後数年以上を経ていわゆる「定番」となった曲が入っていないのは初めてだったと思う。その中で1部、2部それぞれのカラーを出し、アンコールのラストに至るまで袋吹の色を出し、お客様に共感頂けたのでは?と思っている。撤収が完了した時に団長が言った拍手が違った、というのは自分も実感できたし、途中まで見たアンケートに書かれた皆さんからの暖かい(場合によっては熱い)メッセージがそれを物語っている。毎回毎回、決まるまでは苦労ばかりだが、またちょこちょことネタを集めて楽しく演奏していきたいところである。

 動員的には今年も満員御礼!その中で演奏できたのはいつもながら幸せなことである。来年はいよいよ入団30周年。運営面は現在の幹部に安心して任せることができ、現役として演奏に専念できるようになったからこそ、より良い音となるように努力していかなくてはならない。団員の皆さん、スタッフの皆さん、来場下さった皆さん、応援下さった皆さん、そして我が家族…今年も本当にありがとうございました。

追伸:公式ホームページのご報告もよろしくお願いします。

FANTASTIC CONCERT 第27回 袋井市民吹奏楽団定期演奏会