宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

Score making ?

2009-06-30 19:18:01 | 悩み





 今日は会社の昼休みにコンクール自由曲「ハンガリー狂詩曲 第2番」の楽譜を「作った」。なぜ「作った」か?吹奏楽に関わった方ならご存知だと思うが、コンクールには1団体の制限時間というのがあって、どんなに素晴らしい演奏をしてもタイムオーバーは即失格、となってしまうため、往々にして自由曲がカットされる。と、いうことで指揮者の指示により楽譜に手を入れた、という訳である。

 カットについては昔から賛否があるが、お偉いセンセイをゲストに招いてトークを挿んだテレビのクラシック番組でも堂々とカットが行われているのを見ると、限られた条件下の演奏では同じだな、と思わずにはいられない。大学生の頃はカットが嫌いでコンクールが嫌いだったから、自分もそれなりにカドが取れた、ということか?

 さて、カットを織り込んだ楽譜を作る理由はなぜか。カットした間を直接繋ぐことで楽譜を見やすくすると共に、数え間違いによる「落ち」を防ぐのが一番の理由である。中学、高校時代は制限時間内に収まる曲を演奏してきたが、社会人になってから季節団員(笑)として参加したコンクールではいわゆる「大曲」を演奏することが多く、こうした楽譜作りを事前に行った上で練習・本番に臨んできた。

 やらなければやらなくても良い、言ってみれば「儀式」のようなものだが、楽譜を組み直すことで結果的には曲の構成を見直せると共に「譜めくり」というリスクを減らせるため、演奏に集中することができるようになるのは自分の経験から間違い無い。

Score


写真左:カット「指示」譜 写真右:カット変更譜)

 そうそう、今のご時勢、手作業で切った貼ったをするより、PCの楽譜作成ソフトで作った方がきれいで早いのでは?という方もあると思う。が、自分は1曲の中に別書体の楽譜が存在するのはどうも苦手で、昔からの方法で細々と「カット譜」を作るのであった。

 楽譜もできたということで、さて1曲聞くか…って、どうも今の気分で聞きたいのはこの曲の参考音資料ではなく、なぜかこの1曲。



Tatsuro Yamashita /Sekai no hate made

 外の雨のせいかな?でも、達郎サンの曲の中でも好きな1曲である。

 この「ハンガリー狂詩曲 第2番」の内容についてはまた次の機会に…。なぜなら、自宅に置いてあるこの曲を掴むためにどうしても必要なCDを、帰省した際に蔵出しして確かめたいことがあるから…。






3公社5現業って…(ニュースで一言)

2009-06-29 20:51:35 | 悩み






「日本たばこ」や「ドコモ」が人気~倒産しないと思う企業は?
http://www.rbbtoday.com/news/20090629/60897.html

 もう、「3公社5現業」という言葉は完全に死語なんだ、と改めて感じる話題である。

【おさらい】3公社5現業:専売・電信電話・国鉄の3公社と 林野、郵便、造幣、印刷、アルコール専売の5現業…昔の社会科試験の定番だったなぁ…

 さて、このニュースの中で山一證券の話が出て来るが、実は我が社の会長は山一證券の副社長を勤めた方で、こんな生々しい話をされている。

http://www.sankei-kansai.com/2009/01/15/20090115-005298.php

 この会長の下で、我が事業部は前年度の実績が悪かったから…厳しいですよ、はい。(ダカラワタシハタンシンフニンデホンシャニヨバレマシタ!?)







知らなかったことを…本日の感想

2009-06-28 19:57:41 | 日記・エッセイ・コラム





 今日のメインイベント。尼崎市吹さんの定期演奏会を聞く機会を得た。

いざ会場へ…と、開演の約50分前に到着したのだが既に…

Photo

今日も行列最後尾からの始まり


 入場したところ、山台無しのベタセット。

1st

 これは1曲目にモーツァルトの交響曲第39番第1楽章を演奏するためで、以降はこんな感じにセット。王道の並び(!?)

2nd


え、携帯じゃ良く分からない?すいません…。

 演奏の方は…とにかく「知らなかった音楽」を聞いてしまった感じで、いい意味でショックである。録音で聞いたことはあっても、生で聞いた感想は印象をはるかに越えていて、曲によっての音色、アーティキュレーション、ダイナミックスなど諸々の吹き分けが見事、であり、静岡の一般バンドでここまでできているのは失礼ながらどこも無いのでは?と思える程だった。

 モーツァルトが「古典派」のバランスでしっかり演奏され、酒井格さんの「たなばた」も「超」模範的演奏。そして、ホルストの「惑星」から火星と木星はラディック版・元調の楽譜
http://www.masters-music.com/detail.php?r=13318
http://www.masters-music.com/detail.php?r=13319
を使用していたが…これが完璧!弦が入ったアマオケでもここまでの音が出せるか?という重厚な演奏で、正直、参りました、としか言葉が出なかった。

 第2部のT.ドス作曲「SIDUS」(シダス)もスケール感溢れる演奏で素晴らしかったが、惜しらむべくは「スター・ウォーズ・メドレー」。BURDEN編曲版だったが、編曲が演奏より力不足に感じられ勿体なかった。

 パート内があそこまで揃っているのは個人練習から始まる「合奏前」がしっかりしているからだろうし、演奏会という目標に向かってのベクトルが演奏者間でしっかり合っていることが非常に感じられた。今までの自分が抱いていた印象より、いい意味でギャップが大きかったことはショックだが、逆に自分はまだやれていないことが多いな、と感じさせてくれた演奏会だった。

 そうそう、ホールの感想。アンコールで先日自分達も演奏した課題曲「青空と太陽」を演奏したのでTubaの音を良く聞いてみたが…舞台脇の「花道」が比較的長く、反響板も不規則な「穴」がある形状をしているせいか、全体的にサウンドがとけ込んでいて、8分音符など細かい音符の「キレ」が出づらい感じがした。が、トロンボーンやユーフォの音が客席まで飛んでいない訳ではないので、「響き」という面で周りをよく聞くことがより必要そうである。これからは音型のコントロールに注意して練習して行かないといけないかな…。(その前に県大会だろうが!







移動中

2009-06-28 10:10:56 | まち歩き
Photo_3

 午後から尼崎に行く前に阪急宝塚線経由で梅田へ。

 先頭車輌で眺望を楽しむのも駅や踏切で電車を見るのとは違った趣がある。

 阪急宝塚線、小カーブの連続で直線が短いなぁ…よって見通し少々悪し。