宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

仕事再開…できたのか?

2005-08-17 22:31:20 | 悩み
 今日から仕事再開…といくところが、実は先月の22日に受けた健康診断で3項目の精密検査が必要となったため、午前中を使って検査を行ってきた。結果的には胃カメラによって食道ポリープはシロ、WPW症候群はグレー(要観察)、ときたが高血糖がクリアできず、1日に3度目の血液検査を行い7日に診断、となった。こうなったら、せっかく家の横が市公認のウォーキングコースになっているので、改善のために朝に2km程度の散歩をしようかな、と考えている。

 そんな午前が過ぎ、午後は外回りで流そうかなと思いつつ、病院から出たところで携帯の留守電を確認すると卸先の係長さんから1件。ひょっとして?と電話してみると、休み前に見積を出した商談がまとまったとのことで、早速事務所に戻って発注手続き、と相成った。この卸先は額は小さいが毎月コンスタントに発注を入れてくれるので、ありがたい限りである。

 が、いいことばかりは続かない。例の「パニック君」(今後、 パニ坊 と呼称します)の元上司(今後 パニ親方 と呼称します)から「11日に発注した商品を20日から使うが『即納』のはずなのにまだ届かない。いつ入る?」と電話が入り、本社ともども運送状況の確認にあたふたする羽目に。もとはと言えばパニ親方が7月中に商談をまとめきれず、10日の夕方になっていきなり再見積を事務所に依頼してきたのだが、自分はその時名神の渋滞まっただ中。それもパーキングエリアが無い大垣・一宮間では対応のしようが無い。と、いうことでボス(課長)が価格を連絡し、翌朝に受注、という超タイトロープさ。そこで「盆休み明け一番に納品希望」と出したところで翌12日から16日まで全社休みでは、実質的に昨日の発注で今日納品しろ、と言うに等しく、11日の午後に工場でオーダー処理した商品に対し、どうして発送便が組めましょう?そこのところが全く分かっておらず、「対応が悪い」なんて平気で言うので、こちらは電話を受けながら苦笑するしかない。

 パニ親方が商談をまとめられない理由は、商品知識が希薄なことと、前にも書いたモグラ叩き修理で整備場ににあふれる(爆)修理機にある。8日にセンターに行った時には今回の機械の話は何も出ず、別の修理機の制御装置コントローラの修理方法指示書の内容を理解することができずブツブツ。この機種のコントローラの修理は岐阜サービスセンターで再生品と有償交換して対応しているのだが、たまたま9、10日は大垣市の研修センターで研修があり、その間に交換することを考えた。が、その場ではその情報は伝えずに受け取り、10日に予定通り交換をしてきた。渋滞での電話が無ければ翌11日にパニ親方に渡すつもりでいたが、こんな電話を入れてくるくらいでは例によって段取りができていないのが見え見え、逆に慌てて渡しても「こっちが言えば何でもやる」と思われ今後も余計に振り回される恐れがあるので、機を見て渡すことに決めた。もっとも、結果的にはパニ坊のおかげで渡しに行く時間は取れなかったが。

 また、商品について十分な説明ができないため、値切って売ることを手段としてしまう、というのも困りもの。6月に他メーカーと合同で開催した新商品研修をパニ親方とパニ坊は欠席しているが、早くも値切りのおねだり、である。卸の営業がお客さんに「あいつらは人が欲しいものを否定して、いらない他社の製品を勧める」とか「あいつらは技術が無い」と言われるようでは、何とも情け無い。そんな声を知らず、パニ親方は「自分はあんた達と違って常にお客さんに接している」と言うから始末に終えない。そんな上司についたパニ坊はまさに劣化コピーで、まるでどこぞの自動車評論家もどきの合わせ鏡である。

 まあ、お客様のために納品を行わなければならないので、明日は滋賀県の配送センターまで機械を受け取りに行ってくる。工場から実質1日で配送センターに入る、というのはとても大変なことであり、お客様には何気に説明しておく。そして、一番辛いのは週末の裾野での展示会に影響が出たこと。搬送計画の練り直しもしなくてはならない…。

#自作パソコンを自慢するのはいいけど、今どき Adobe Reader 無しはおかしいですよ、パニ親方。書類のメール便が届いているのに机まで持ってきてもらえないなら、データ渡しにしますからね。


相も変わらず

2005-08-14 23:16:30 | 悩み
 7月の総合展示会において、パニック君( 6月12日 参照。ちなみにまだ25歳だった!!)から2台のコンバインを注文を受けた。その内の1台は8月20日前後に使うということで、在庫ゼロ・納期未定の状況から本社に頼み込んで生産計画に組み込んでもらい、何とか7月下旬に納入を行った。なぜ7月中に入れたかというと、オプション部品を3点同時に発注しており、そのリードタイム差と取付の余裕が欲しかったためであり、オプション部品も生産状況を確認しながらほぼ同時に卸先納入を終えた。

 ところが、パニック君は例によって段取りができておらず、こちらの予定納期確保への努力をブチ壊し、4日の午後になっていきなり、「9日に納品したいので、オプションの『取付に来て下さい』」と言う始末。(取付をするので手伝って欲しい と言えないかね?)こちらも8日の午前中までは予定がしっかり組んであり、カチンときたので「5日は1日仕事になる見通しなので、午後の段階でこちらから連絡が入らなければ行けません。8日の午後で一杯です。」と言って翌日は完全無視。焦ったパニック君、出張中の上司にまで電話してしまう慌てようで笑ってしまった。

 8日は午後から取付を行ったが、まずは本機をセンターから車で10分以上かかる倉庫から運ばねばならず、あっという間に30分以上ロス。(普通、午後に来ると分かっているなら予め運んでおくと思うが…)おまけに組立途中に誤品が梱包されていることが判明したため、作業はストップ。かくて9日の納品は流れ、自分は9、10日は研修だったため、正規の部品が着いた11日に残りの作業を行った。この間、パニック君は一切手を出していないし、19時頃になった作業の終了を見届けること無く外出したまま。最後までつき合え、と言ったはずだが?

 パニック君によると15日が納品らしい。が、自分が責任を取るべき仕事を他人に投げっ放しにした代償は自分で取るのが当然、とするため自分の携帯は一日切っておくつもりである。もちろん、組付後に動作確認はしてあるので、後はパニック君の技量をお客さんに披露してもらうだけだが。
#使い方が分かりませんとか、調整が分かりません、助けて!ではなくて、納品前に確認し、万全にしておくのがあなたの仕事だからね。

 もし、自分の部下で彼のような方が入ってきたら…厳しいよ、私は。


PC復活劇

2005-08-14 20:56:54 | デジタル・インターネット
pismo1
 ちょっと遡る話だが7月27日の朝、愛機PowerBook G3/400「Pismo」(以下1号)の電源が入らなくなってしまった。その数日前から電源スイッチボタンの節度感(ON・OFF の切り替わり時の「触覚」 )が無くなっていたので、マズイかな?と思っていたのだが、パワーマネージャーのリセットを何度行ってもウンともスンとも言わなくなってしまった。

 ちょうど5年前に購入以来、メモリは64MBから192MBを経て1GBに、HDは6GBから40GBに増設し、ドライブも昨年コンボに改造しており、まさに自分の「頭脳」として重宝しているのに加え、HDには息子の誕生以来の写真データや楽隊の運営書類、いけない音楽(謎)やいけない写真・動画(冗談)等がテンコ盛りで入っており、愛着あふれるPCを買い換える、と考える前に何とか修復をと、あたふたしてしまった。

 とりあえず予備機のPB1400cを使い、何とかメール処理は行うことができた。が、その段階では電源スイッチボタンが組み込まれているヒンジカバーの分解方法が分からず、原因を特定することができないため、修理に出したとしても結構な出費が予想されることから、方策としてはヤフオク等で中古の同形機を購い、HD、メモリ、AirMacカード、コンボドライブを移植することに決定した。我が家の財務省には「Mac mini」導入の可能性も示唆しながら、予算2万5千円でオークション参加の許可を得て、いざヤフオクを覗くと…なんと予算に近いPismoの出物が結構ある!と、いうことで幸いなことに若干予算を超えたものの、同タイプのPismo(以後2号)を落札することができた。

 そして無事に振込処理を終え、出品者から自宅に2号が届き、さあ手術だ…と考えながらPB1400cで当日のメールを処理していたところ、ふとオークションアラートのメールに「Pismo用内蔵電池」があるのに気付いた。元々の1号は内蔵電池が駄目になっていて、電源をコンセント側で切ると毎回起動する度に日付と時刻を設定しなければならない状態だった。故に内蔵電池のオークションをアラート設定していたのだが、オークションページへのリンクを開くと、そこには交換手順の紹介として
http://homepage.mac.com/sysop/PhotoAlbum7.html
へのリンクがあった。もしやこれは?とリンクを開き、手順をよく見ると…手順11はまさにヒンジカバーの外し方!早速試してみると、見事にカバーは外れ、ボタンの裏側を見ることができた。そして…。

 故障の原因は、ボタンの裏側にあるパッドがずれ、スイッチ(写真の矢印部)
pismo_powerpad
を押すことができなくなっていたためで、パッドを元の位置に直しカバーを取り付け、起動を試みると、見事!1号は無事に復活を遂げた。こうなると2号の立場は?となるが、結果、以前1号に装着していたメモリを流用し192MB仕様とした上で、たまにPB1400cでブラウズをする妻に「2号を分解して1号と比較・確認したところ、1号の不調原因を特定し修理することができたので、2号はそのまま君が使えるよ。今までの1400より性能が高いから、ネットも十分楽しめるよ。」と、委ねることとなった。自分的には1号が不調になれば2号があるさ、の感覚で予備機のグレードアップに成功、といったところだが、次期主力機はまだまだ先、intelになってからだな…と嘆く夏の夜だった。


夏休み入り

2005-08-13 08:43:52 | 日記・エッセイ・コラム
 自分の生活で21世紀に入って変わったことの一つに夏休みの短期化(爆笑)がある。2ケタ(!!)の夏休みがあった20世紀までの職場に対し、前職、現職とも基本的に土・日プラス3日の計5日なのだが、前職では業務上連休の形で取ることができず、昨年は研修期間中だったために久しぶりに「夏休み」という実感がある。

 そんな訳で初日となった昨日は家族サービス、ということで浜松市動物園と浜名湖ガーデンパークでのんびりと過ごした。動物園の動物たちは少々夏バテ気味のようでトラもライオンもゴロゴロ。北極グマはプールに浮き、レッサーパンダは中からこちらを伺う、といった具合。が、息子はたくさんの動物に大喜びで園内を走り回る走り回る。一緒に連れて行った小6の甥っ子が面倒を見てくれたが、甥っ子がいなかったら、体力的にどうなっていたことやら。

 実は動物園にはキリンの赤ちゃん、というお目当てがあった。kousuke_zooこの赤ちゃん、息子と名前が同じなので一度対面させておきたかったのだが、肝心の息子はまだ状況を理解できていない。しかし、親近感を憶えたことは確かで他にも増して喜ぶこと喜ぶこと。こうなるとイベント主催者(苦笑)は嬉しい限りである。

 次のガーデンパークでは水遊び広場で思い切り遊んでくれ、こちらもずぶ濡れ。息子は遊び疲れたおかげで夜は爆睡。が、こちらも一緒に爆睡してしまったのは言うまでもない。