宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

朝の音楽

2008-07-12 00:10:52 | 日記・エッセイ・コラム
 最近、毎朝、毎日曜日に息子がかけるCDがある。

道化師~ロシア管弦楽名演集
指揮: キリル・コンドラシン 演奏: RCAビクター交響楽団
道化師~ロシア管弦楽名演集道化師~ロシア管弦楽名演集
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2007-11-07


 きっかけはカミさんがハチャトゥリャン の組曲「仮面舞踏会」の曲がフィギュアスケートで使われているのを聞いて、例によって「家にCDは無い?」ということで出したCDなのだが、これ、ドライブ中に何度もかけているのに覚えが無いということは…癒しのミュージックかな(笑)

 が、なぜか息子が「のだめカンタービレ」の時のベト7(ベートーヴェン交響曲第7番)同様に気に入ってしまい、このCDは炎神戦隊ゴーオンジャーの主題歌CD並みに家の中で流れ続けている。自分にとってもお気に入りの1枚なので全然苦にはならないが、なぜ息子の「ツボ」にはまったか?どうやら、カバレフスキーの「道化師」が楽しくて仕方が無いようである。

 このCD、選曲もさることながら、指揮者とオケの「一期一会」の緊張感を感じることができる素晴らしい演奏なので、クラシックはちょっと…という方にもお薦めである。我が息子、次は何にはまるのだろうか?


講演会雑感

2008-07-06 23:00:40 | 悩み
 今日の午後は市の教育委員会による 徳育推進「人づくり講演会」に参加してきた。と、いうか怪鳥業務で「動員」がかかったワケ。

 この講演会でホールが使われ日曜の使用可能日が減ったせいで我が楽隊の定演がビジターに…ということは置いておいて、そもそも「徳育」とは何ぞや?と、いうことになるが、こういうことらしい。
http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ctg/27200040/27200040.html

 まあ、我々の税金がこのような使われ方をすること自体、社会の基準軸が歪んでいる証拠なんだろう。(と、言う自分も元教育委員会職員だから偉そうなことは言えないか…)

 講演の講師は日本初の女性樹木医 塚本こなみさん。ご自身の仕事、ご家庭での体験を語られ、大変興味深く聞くことができ、最後に締められた一言「枝花の症状は根にあり」の重みを感じた。

 ところで、塚本さんは浜松をベースに仕事をされる一方で、栃木の あしかがフラワーパーク
http://www.ashikaga.co.jp/
の大藤の移植を手がけられた後、園長をされている。が、浜松は似たような施設を公社として持ち、理事をお願いしていながら、あしかがでの実績をベースにした彼女の提案を余り受け入れていないフシがお話の中から感じられた。

 家に帰ってからあしかがフラワーパークのホームページを見て、その見事さに絶句した。そして、やっぱり浜松は…とちょっと悲しい気持ちになってしまった。