今日は、野菜の勉強会の日でした。今日のテーマは「ズッキーニ」でした。
見た目は、キュウリに似ているが、ウリ科カボチャ属。味は、ナスっぽい素っ気ない
野菜。原産地はアメリカ南部、メキシコ北部。
日本にやってきたのは、以外と古く昭和52年に入ってきている。
当時は、植物防疫上、キュウリは輸入禁止であり、キュウリの一種として入ってきた段階で、焼却処分の憂き目にあう。その後、カボチャの一種として輸入が解禁される。
栽培は、長野県で始められ、現在の生産高も1位が長野県、2位宮崎県、3位千葉県となっている。
シーズンオフは、アメリカ、ニュージーランドからも輸入されている。
旬は、6月から8月。
選び方は、表面にツヤがあって、切り口が新鮮で皮が固くなっていないものを選ぶのがいい。あまり、大きいものだと大味になるので少しこぶりなものがgoodらしい。
食べ方は、アクが少ない。栄養素は、脂溶性のビタミンAであるカロチンが豊富なので、
切って、チャッチャチャと油で炒める程度でいい。
美味しい食べ方は、イタリアン。野菜の煮込み料理、ラタトゥユなどが美味しい。
ズッキーニーの色は緑と黄色があり、黄色の方が皮が柔らかめで野菜の臭みが少なく、生食に向いている。
開花後の成長は早く、3~5日後で約20cm程度になったところで収穫する。
カボチャの一種であるが、貯蔵性はなく、できる限り早く食べた方がよい。
花も食べられ、花ズッキーニは、花の中にチーズなどの詰め物をして、素揚げにして
食べることもあるそうである。 花も一度、食べてみたい。
本日は、試食として、生の輪切りと、木の花屋さんという漬物屋さんのピクルス漬けを
食べてみた。
生食は、思った以上に甘く、驚いた。味を主張しない野菜だけにピザやカレーとか、色々調理できそう。
2本、お土産にもらったので、紹介してもらったレシピの中で小麦を両面につけて、溶き卵にくぐらせ、フライパンで両面を焼いて、酢、ラー油のタレで食べる「ズッキーニのジョン」とかいう変な名前のおかずを作ってみようかと思いました。