銀座にポツンと残された踏切
汐留駅と東京中央卸売市場を結ぶ路線上にあったもので、
ディーゼル機関車に引かれた貨物列車が何本か往復していました。
戦後食べ物が無くて苦労した親に「食べ物を粗末にするな」と
言われて育った時代
小学生低学年の頃に給食で苦手な物が出ると、食べられるまで
残されていた事もありました。
(今、行ったら親が怒鳴り込んで来るかもしれません)
今は何よりも、物が豊かで溢れ過ぎているから感謝の気持ちが
薄らいでいる。
一生懸命働いたお金で生活して行く事を考えると、
粗末にはできません。
物が沢山ある事は、決して幸せじゃなく、
直ぐに手に入る物への愛着や想いはありません。
もしかしたら多くの人達は粗末にしている訳では無く、
単純に供給過多なのかもしれません
何処へ行っても品は揃っているし、お金さえあれば
事欠かない時代。
箱もの、文化、言語、教育.......
何を残して何を残さないか考える必要があります。
機動戦士ガンダムでジオングに足が無い事をシャアに指摘された士官が、言った言葉
「あんなの飾りです 偉い人にはそれがわからんのですよ」
口で言っていても、頭で分っていても
経験させないとダメな事かもしれません。
お偉いさん達はそれが分らない。
経験が一番大切だと言う事を。
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