私の青空☆彡

写真を通して、小さな事でも『感動』する素晴らしさを、貴方に送りたい

失敗の本質

2013-09-25 | 風景
長岡


485系上沼垂色 快速「くびきの」これで長岡に向います

JR長岡駅


長岡に来た理由は、山本五十六記念館へ立ち寄る事でした。
ブーゲンビル島の前線基地を視察するために
山本長官が戦死時に搭乗していた「一式陸上攻撃機」の左主翼の一部が展示されています。

家内は戦争に加担した人の博物館は乗り気ではなかったのですが
私は、人としての生き方を見たいと言う切望にしかたなく付いてくる事に。

酒を飲まない甘党 
まんじゅうを水の中に入れ砂糖を掛ける水まんじゅうの事が手紙にも書かれていた。
命を狙われながらも三国同盟に反対し、開戦後、早期講和を望んでいた。
世界が戦艦第一主義の時代のとき、ただ一人航空機を高く評価していた。
常に先見性がうかがえる。


山本五十六公園

入院中に「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」を読んでみた。
日本軍が敗北した大東亜戦争末期と、現在の日本が直面する問題が酷似していること。
 ・平時には順調でも、危機には極めて弱い
 ・上層部が現場の声をまったく活かすことなく失敗を繰り返す姿
 ・リスク管理ができず、人災として被害を拡大させる
 ・長期にわたる閉塞感に効果的な打開策を見つけられずにいる思考習慣
 ・問題を新しい視点から見る事ができない
などのポイントがありました。
高い技術や能力ばかりを評価し、本質を見落としてしまう。
組織を担う者には考えておかなければ成らない事ばかりでした。


山本長官 生家


山本長官胸像

胸像の上を飛行機が飛んでいきます。

私の座右の銘でもある
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
 ほめてやらねば、人は動かじ。
 話し合い、耳を傾け、承認し、
 任せてやらねば、人は育たず。
 やっている、姿を感謝で見守って、
 信頼せねば、人は実らず。」
どうやら山本長官の言葉ではなく後世の人がその人となりを見て作った物らしいです。
先の大戦で尊い命が失われて行った。

先日、入院中の私の隣のベッドの患者さんの時計が止まった。
前日、親族の方が見えていて、笑う笑顔で遊ぶ姿を夢で見たと
言っていた事が印象的である。
人の死はあっけなく儚いもの。
だからこそ日々精進し大事に過ごしたい。

本日もご覧頂きありがとうございます。

☆ランキングに参加しています☆
   『ポチッとお願いします』
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする