先の大戦で関東軍防疫給水部(731部隊)は戦争末期、中国のハルピン郊外にあった化学工場を証拠隠滅のために爆破して日本に引き上げました。戦後、米国は部隊情報を入手するため部隊関係者を極東軍事裁判から免訴しました。部隊関係者やその情報は戦後様々なところで動き続けています。その一つは薬害エイズ裁判の被告企業の前身でした。被告企業は危険性を知りながら製剤を売り続け多くの薬害エイズ被害者が犠牲になりました。
都合の悪い情報はひた隠すー歴史は人が創るから繰り返すー残念ながら被害は繰り返されています。被害者の生の声を社会は受け止めなければ新たな被害を生みます。