笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

余裕と無我ー勝海舟

2017-08-31 19:47:34 | 日記
「君らには見えないか。大きな体をして、小さい事に心配し、あげくの果に煩悶して居るものが、世の中にずいぶん多いではないか。駄目だよ。彼らには、とても天下の大事は出来ない。つまり、物事をあまり大きく見るからいけないのだ。物事を自分の思慮の裡に畳みこむ事が出来ないから、あの通り心配した果てが煩悶となつて、寿命も何も縮めてしまふのだ。全体自分が物事を呑み込まなければならないのに、かへつて物事の方から呑まれてしまふから仕方がない。これもやはり余裕がないからの事だ」(勝海舟「氷川清話」より)

我を無にして余裕に生きる。今の世の中ほとんどが逆に我欲で余裕がないですね。勝海舟さんがあの世で今の世を笑って見ています。
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悩み多きこの世の中

2017-08-30 21:56:14 | 日記
私の自宅は、薬害エイズを考える山の手の会の他に渋沢栄一記念王子がん哲学外来と吉田松陰記念北千住がん哲学外来の連絡先になっているので、様々な患者さんから電話がかかってきます。中には電話で長い相談もありますが、本当にこの世の中は悩みが多いことを感じます。人々は忙しく人と話をしている暇などなく人を通り過ぎていきます。やはり、ゆっくりと歩いていかないと人の悩みは聞こえません。悩み事は重たいかもしれません。しかし聞いている自分が何かに活かされていることに気づきます。それは次につながることです。患者さんは自分の生きる場所を求めている電話をかけてきます。私はその場所を紹介しているだけです。今日も感謝の一日でした。
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最高の笑顔とはーマザー・テレサ

2017-08-28 21:51:06 | 日記
「最期に『ありがとう』と言ったときの彼女の笑顔がどんなに素晴らしかったか。忘れられない笑顔です」(マザー・テレサ)
自分の息子の手で、ゴミ捨て場に捨てられた彼女を、マザー・テレサは救い<死を待つ人の家>に連れて行き、息子を許すように説得し、許す気持ちになった時、心の安らぎを得て、マザー・テレサの腕の中で笑顔を見せて息を引き取った時のマザー・テレサの言葉。

暗い悲しみを乗り越えたときの笑顔ほど最高なのかもしれません。
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渋沢栄一記念王子がん哲学外来3周年記念の会

2017-08-27 18:51:47 | 日記
今日は渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェを行いました。今日は学生さんも参加して幅広い年齢層の人で分かち合いました。いよいよ次週は3周年記念の会を順天堂大学医学部教授の樋野興夫先生をお呼びして行います。今回は講演形式をとらず樋野先生を囲んで対話形式で行います。樋野先生の興味深いお話しも身近で聞けるいい機会です。ご興味のある方はぜひご参加ください。

渋沢栄一記念王子がん哲学外来3周年記念の会&メディカルカフェ
日時:9月3日(日)10時~15時30分
場所:北とぴあ902会議室(北とぴあ9階・北区王子1-11-1)
参加費:無料
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三舟(海舟・鉄舟・泥舟)の明治の生き方

2017-08-26 20:17:03 | 日記
三舟とは勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟のことです。三人とも幕臣として徳川幕府に仕え江戸城無血開城を協力して成し遂げた人物でありますが、明治以降の三人の生き方はそれぞれ違っていました。しかし、違った生き方をしていても、それぞれに世間から批判されながらも幕臣としての誇りは、明治に入ってからも強く持ち続けていました。
勝海舟は、明治政府からの強い要請で参議兼海軍卿にもなりましたが、生活に苦しむ元幕臣の世話や最後の将軍徳川慶喜の名誉復活のため明治天皇の謁見に尽力しました。
山岡鉄舟は、徳川時代に公であった幕府に仕え、明治に入ってからは公である明治天皇に侍従として仕え、公に使えることを貫きました。
高橋泥舟は、将軍徳川慶喜の護衛隊長として仕え、徳川慶喜に恭順謹慎を進言し、明治に入って隠居生活を続けた徳川慶喜に従い、明治政府からの要請にも断り隠居生活を送りました。
三人とも幕臣から解き放された明治に入っても幕臣としての誇りを心に秘めて、幕臣として生き続けたのです。
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