昨日は寺子屋江川塾で大奥を取り上げました。なにせ徳川幕府を支えた260年の歴史がありますから調べるのも大変でした。大奥のドロドロした部分や人間の奥に潜む様々なことも勉強になりました。ただ特別な世界というよりは人間そのものの欲というもの、また愛というものーやはり人間は同じで、なにかしらほとんどの人は持っていると私は感じています。歴史の奥深さを感じている今日この頃です。
今日はHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)東京訴訟の原告本人尋問が東京地方裁判所の大法廷で行われました。私は日勤仕事で裁判傍聴は出来ませんでしたが、夕方の報告集会に参加しました。原告被害者の苦しい被害が法廷で訴えられたとのことー人間の尊厳を無視されたとしっかりと発言されたとのことでした。彼女たちの苦しみは10年も続いています。原告被害者に寄り添い支援活動を続けていきます。
3月20日(水・祭日)には北千住で原告支援集会を行います。本日の原告本人尋問で法廷に立った原告被害者も集会で発言します。
いよいよHPVワクチン東京訴訟の原告本人尋問が始まります。今日は夕方からHPVワクチン東京訴訟支援ネットワークの支援例会を会議室とオンラインのハイブリッド方式で行いました。原告本人尋問に向けて原告を応援するために準備を進めました。原告被害者と共に一丸となって活動を進めていきます。
今年、王子がん哲学外来は10周年を迎えます。がん哲学外来の創始者である樋野興夫先生に北区王子で渋沢栄一記念王子がん哲学外来と冗談で言ったのが本当に進められて始めました。北区で初めて見て私の住んで居る足立区とは近いということもあって足立区のがん患者家族からお問い合わせを頂きました。実際、私は足立区に住んで居てがん患者の老々介護や公営住宅の一人暮らしが多く悩んでいる患者さんも多くいることを感じていました。足立区でがんカフェを始めようと思ったのはその頃からです。北区で始めてから2年後に吉田松陰記念北千住がん哲学外来を始めました。あれから8年が経ちます。足立区でがんカフェを行う意味をひしひしとと感じながら続けてきました。
次回の吉田松陰記念北千住がん哲学外来カフェは3月22日(金)14時~16時、北千住のジェラートアマーノで行います。悩んでいる患者さんが誰でも気軽に参加できる空っぽの器を用意してお待ちしています。
昨日はがんカフェに勝海舟の会の会合があり歴史談議が盛りだくさんー世の中を転じてみると政治の腐敗など苦しむ人を置き去りにした社会に必要とする人物はと語らいました。こんな時こそ苦しんでいる他者のため無私の姿勢を貫いた勝海舟と思い起こした一日でした。