院内集会「薬害C型肝炎問題は終わっていません」に参加し訴えさせていただきました。

今日は衆議院第１議員会館多目的室で行われた院内集会「薬害C型肝炎問題は終わっていません」に参加してきました。全国薬害C型肝炎原告団・弁護団主催で国会議員も超党派で大勢参加して会場も原告被害者をはじめ弁護団弁護士、各支援団体、支援者が大勢集まり、来年期限をむかえる薬害C型肝炎救済法の延長と薬害防止のための第三者組織の設立に向けて原告団から訴えがあり、これを受けて支援団体や支援者から発言がありました。私も薬害被害者の生の声を聞き、またHPVワクチン被害者も「二度とこのような薬害は繰り返してほしくない」という発言を聞いて繰り返される薬害に第三者監視組織は必要であると訴えさせていただきました。

勝海舟ゆかりの地・浅草でがん哲学カフェ

今日は勝海舟記念下町浅草がん哲学外来メディカルカフェに参加しました。オーガニックのレストランで大豆のスパゲティを食べながらざっくばらんに話し合い、今日はがん哲学外来の創始者で順天堂大学の樋野先生も来られて新しい企画も生まれました。樋野先生曰く、がんカフェは受け皿つくり。がん患者さんが集まりやすいように場所をつくること。樋野先生のがん哲学外来の考え方を受け継ぎながら各地に受け皿を創ります。

がんカフェならではの分かち合いー渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ

本日は北区王子の北区NPOボランティアぷらざ・サロンコーナーで渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェを行いました。がん患者さんをはじめご家族や訪問看護師さんで２時間ゆっくりとお茶を飲みながら分かち合いました。がん患者さんといってもがんの部位は様々です。お互いの治療体験やがんになっての生活など情報交換しあいながら新しい気づきが生まれます。とくに今日はがん患者の就労のことや日常生活で交通機関での移動中の不便さなどの話が出てがん患者さん本人だけでなく周りの人々の理解が必要であることなど社会全体で考えていかなければならないことがたくさんでました。がんカフェはがん患者さんをはじめ家族や医療従事者、一般市民が集まって分かち合う場所です。お互いの気づきの中から住みよい社会が創られていくがんカフェならではの気づきの場でもあります。

志と誠の度合いから明治維新を見直す

最近、明治維新を見直す本がよく出版されています。明治維新から１５０年が近くなったことからか。私の何冊から読んでいます。だいたい薩長びいきか、幕府びいきかによって書き方も違ってきますが、勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟びいきの私は、どうも明治以降の政治状況は権力にこびして疑問を感じています。よく国会議員が「議員になったら総理大臣を目指す」と言いますが、そもそもこの言葉は権力にこびしているそのものです。明治以降、変わっていないのは政治家のこの姿勢かもしれません。私の尊敬する勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟は、誠の人物でありました。その行いは三人三様でありますが、志高く常に誠を持って行動した人たちでした。この志と誠がどのくらい引き継がれてきたのか。日本人一人ひとりが見直す時期かもしれません。

暇げな風貌ー勝海舟

「とにかくおれは及ばずながら国家の安危を一身に引き受けて、三年の間、種々の危険を冒して奔走したのに、一朝説は聴かれず謀は用ゐられず、この通りに退職を命ぜられるとは、まことに情ない事だが、もうかうなつては仕方がない、悠々自適、身を栄辱の外に置くばかりだ」（勝海舟「氷川清話」より）
人生にはいろいろなことが起き、思い通りにいかないことも多々あるでしょう。こんなとき勝海舟は、悠々自適ーまさに暇げな風貌で生きます。勝海舟のすごいところは、この時期がまさに幕末の騒乱期で、身を外に置きながらも、その騒乱を復職してから自らが騒乱を収めます。