本日は経済産業省の関係団体でバイオインダストリー協会のバイオベンチャーのセミナーと交流会に参加してきました。次世代産業として政府をあげて医療分野が注目を集めています。経済産業省でも医療イノベーションの推進に力を入れています。セミナーではバイオベンチャーで成功している3名の社長が事業内容や事業立ち上げの話をしました。セミナー終了後、懇親会も行われバイオベンチャー企業の社長さんとも名刺交換して交流しました。他にない技術を開発することも重要ですが、成功へ結びつく鍵は人的ネットワークであると語っていました。単に医療を経済発展の目的とするのではなく、国民一人ひとりのためにどうあるべきかを考えながら、医療を取り巻く様々な立場の人々と人的ネットワークを結びながら意見交換していきたいと思います。
今日は出たばかりの新刊書を2冊購入しました。一つは渋澤健さんの「渋沢栄一 明日を生きる100の言葉」(日本経済新聞出版社、もう一つは毎日新聞取材班の「境界を生きる」(毎日新聞社)です。両方とも今日に昨日にと出たばかりです。出ることを知ったのはフェイスブックや新聞で事前に出ることを知って、また勉強会や活動で関わりを持って関心を持っていたので出たというのを知って本屋に直行しました。
さて内容です。渋沢栄一はご存知のように幕末から明治・大正と生き500もの会社の設立に関わった実業家で道徳を重んじた経営をした人です。「渋沢栄一 明日を生きる100の言葉」は渋沢栄一の言葉から玄孫である著者が現代人へのメッセージを書いたものです。
「境界を生きる」は毎日新聞にもシリーズで連載の特集記事になったもので、性同一性障害や同性愛の当事者を取材して現代にマイノリティ(少数者)として生きることの難しさを書いたものです。新聞記事には私も薬害エイズの関わりの中でのマイノリティについて感じていることを掲載してもらいました。
この二つの異なった分野の本から現代に生き方の振り返りになればと思っています。
ここのところ寒い日が続いていますが、心は熱く3月も活動を続けていきたいと思います。
3月2日(土)11時~16時:NPO・ボランティア活動推進フォーラム(王子・北とぴあ13階飛鳥ホール)http://plaza.kitaku.net/
3月7日(木)~8日(金):薬害根絶デー実行委員会団体要請活動
3月9日(土)14時~16時30分:がん哲学外来シンポジウム(お茶の水クリスチャンセンター)http://ochanomizu.cc
3月12日(火)13時30分:イレッサ情報公開訴訟(東京地方裁判所)
3月14日(木)19時~21時:薬害エイズを考える山の手の会(飯田橋・東京ボランティア市民活動センター会議室C)
3月16日(土)13時~16時45分:芸能でつづる田中正造・田中正造没後100年記念事業(佐野市文化会館小ホール)http://shozo.main.jp/
3月19日(火)19時~21時:渋沢栄一「論語と算盤」読書会(渋沢史料館)http://www.shibusawa.or.jp
3月21日(木)14時~17時:NGOと企業の連携フェア(電通会議室)
3月22日(金)12時~13時30分:憲法は変えられるのか(衆議院第2議員会館地下1階第1会議室)
3月22日()金)18時30分~20時30分:薬害根絶デー実行委員会(新宿御苑前・スモンセンター)
いよいよ今週3月2日土曜日は北区NPOボランティアぷらざ主催のNPO・ボランティア活動推進フォーラムが行われます。薬害エイズを考える山の手の会もブース出展して薬害問題を伝えます。北区で活動する25団体がブースを出し、また壇上でピーアールします。11時から16時まで行なっているのでお時間の都合のつく方はお好きな時間にお立ち寄りください。ボランティア体験コーナーやすぐボラコーナーに各団体では手作り小物、民芸品、コーヒー、お茶、書籍なども販売しています。
日時:3月2日(土)11時~16時
場所:北とぴあ13階飛鳥ホール(北区王子1-11-1)
入場料:無料
北区NPOボランティアぷらざ:http://plaza.kitaku.net/
「道は天地自然の物にして、人は之を行ふものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給ふゆゑ、我を愛する心を以て人を愛する也」(「西郷南州遺訓」より)
西郷隆盛は一日接すれば一日の愛が生じ三日接すれば三日の愛が生じると言われた愛の人。私のような不肖者が語ることではないかもしれませんが反省の意味を込めて。