笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

私は変人ー自己紹介の時に困ります

2019-02-28 20:04:21 | 日記
がんカフェや薬害の会合で自己紹介するときにふと私は困る時があります。なんて自分を自己紹介すればよいのかーまあありのままに答えればよいのですが、人は他人を見るときこの人はこういう人と形容詞を付けます。私は一人ひとり違うのだから形容詞などつけて評価するのはあまり好まないのですが、初めての時はお互いが分からないので自己紹介しますね。たとえばがんカフェなど、がん患者本人か家族か医師、看護師、薬剤師か、大体こんな関係であれば相手は何でこの会合に参加したかわかるのですが、私の場合そのどれにも当てはまりません。がん哲学外来メディカルカフェではその提唱者である順天堂大学の樋野興夫先生が大の歴史好きで強いて言えばその関係とでも言えると思いますが、歴史好きが何でがんカフェにくるのとなります。人が好きですからと答えても意味不明。ということで私は変人です。変人だから活動が続けられているとでも言えるかもしれません。人間好きの変人はこれからも活動を続けてまいります。
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身体は徐々に動き活動へ

2019-02-27 21:00:36 | 日記
退院して5日、仕事も活動も動きでしていますが、人の気持ちはやはり難しいものーまた気分次第でもずいぶんと動きは変わります。まあ、こういう時は休みながらも流れに身をゆだねて動くしかないと日々の活動をこなしています。無理はしておりません。ありのままに進むしかありません。こういう時は人とのつながりが一番力になります。お見舞いのメッセージもいただき、やはり心に一番の力を与えてくれます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
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田中正造ー最後の訓戒

2019-02-26 21:02:42 | 日記
「人を扱うには議論では通らない。物事を解釈するのに理窟ばかりでは解けない。すべてのことは、ありのままに、丁寧に、事情を明かさなければならないもので、議論や理窟ばかりではいけませんよ」(島田宗三「田中正造翁余禄」より)

田中正造の島田宗三にあてた最後の訓戒です。常に足尾鉱毒被害者の生の現状を訴えた田中正造の生き方そのものです。現代社会においても田中正造の訓戒はあらよるところで活きています。社会問題に関わる全ての人は被害者の生の声を丁寧に事情を明かさなければなりません。それは被害当事者の生の声しかありません。
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他者への気持ちと自分の存在ー勝海舟の生き方に学び

2019-02-25 20:24:08 | 日記
先週の入院から退院までの時間を利用して勝海舟の本を読み漁りました。新しい勝海舟の本が出て手にしても最初は自分はもう知っているとサラサラ読みをしていたのですが、同じ知っている事柄でも勝海舟の人生の中のその時その時の人との出会いで勝海舟の心情の描き方がその本の著者によって違うものだと逆に新鮮な気分になりました。自分の穿った見方に反省しました。勝海舟に対する自分はメクラになっていたとあらためて痛感した時でした。
勝海舟ほど他者への気持ちと自分の存在を心のうちにしっかりと持っていた人物はいないでしょう。幕末時代に幕臣であった勝海舟が幕臣からその行動を非難されながらも日本のために幕臣のために動き、幕臣としての地位から解放された明治に職を失った幕臣のために動きました。幕末から明治にかけての勝海舟の存在は、職や地位の変化はあっても常に他者から批判を浴び自身の心の中では解放されることのない孤独感にありました。その孤独感の中で常に苦しんでいる幕臣のために動いていました。それは幕末にも明治にも同じ動きをしていました。自身の孤独という自分の存在は苦しんでいる幕臣のために動く他者への気持ちで人間としての活力を見いだしていったのです。
勝海舟の生き方を学び日々の活動に励みます。
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渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェー地域に根差した活動を求めて

2019-02-24 17:19:52 | 日記
今日は渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェを行いました。午前中は運営会議を開き昨年の活動の見直しと今年の計画を話し合いました。王子はスタッフも充実してがん患者本人・家族に看護師、薬剤師とバランスの取れたスタッフ構成で議論も進みました。午後からはメディカルカフェをスタッフと共に地域のがん患者も参加して行いました。普段の家族の行動の不安から看護師が良いアドバイスをしたり参加者の趣味など多方面にわたりざっくばらんに分かち合いました。これからも地域に根差した活動を続けていきます。
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