病気はその人の生活全てに影響を及ぼすだけに様々な相談に乗ってくれる人がいると心強いですが、実際は病気のことを人に話すのは難しいようです。私も患者さんの保健相談を受けることがありますが、人に病気のことを話すのはためらうことが多いようです。こんなとき一方的に保険の話をするのではなく患者さんの生活に寄り添う形で何が患者さんにとって一番良いのか、患者さんと一緒に考えながら相談を受けます。保険も生活を守る手段の一つですが、ご本人が保険のことを理解していなければ生活は守れず、ご本人の病気や生活状況を理解していなければ、たとえ保険に加入できたとしても保険の活用は出来ないでしょう。一人で悩まず一緒になって考えることが大切です。
原発再稼動反対の毎週金曜日の官邸前行動や大集会に国会包囲網と子供連れの一般市民の盛り上がりはすごいものがあり、親達が子供の将来のためと叫んでいるのですが、最近の子供たちは猛暑の中、熱中症対策なのか外で遊ばずクーラーの効いた大型スーパーなどでゲームで遊んでいるのが気になります。電気は使い放題、便利なものに乗って体は鍛えられず、親が心配する子供の将来とは何なのかよくわからなくなるときがあります。私がやはり変人?なのか・・・
8月3日(金)から横浜駅西口近くのかながわ県民センターで3日間、エイズ関連団体が集まるエイズ文化フォーラムが開催されます。薬害エイズを考える山の手の会も毎年参加しています。今年も8月4日(土)13時から「当事者と語ろうー薬害エイズ」と題してワークショップを行います。他にもエイズに関連する様々な団体がブースを出したり学習会を開いたりしています。是非横浜へ足を運んでみてください。
今日は広尾のJICA地球の広場で行われた日本肝臓病患者団体協議会主催の第1回世界・日本肝炎デーフォーラムに参加してきました。肝炎デーは昨年WHO(世界保健機構)が7月28日を肝炎デーと定めて肝炎蔓延を防止を目的に始まりました。今日は世界肝炎連盟のゴア会長も来られ話されました。患者会、薬害肝炎原告団、B型肝炎原告団をはじめ国会議員や支援者が200名くらい参加して会場が満席になるほどでした。国際的な動きで肝炎も注目されつつありますが、現実の問題としてまだまだ肝炎に対する差別・偏見はあります。また医療技術の進歩により肝炎の医療体制も進みつつありますが、医療費が高く病気で働けなくなり十分に医療を受けることが出来なかったり、まだまだ様々な問題があります。肝炎患者さんの生の声を聞きながら患者会、薬害肝炎原告団、B型肝炎原告団と一般市民が協力して啓発活動を続けていかなければならないと感じました。
今日は薬害根絶デーに向けて薬害被害者団体や労働組合に学生や弁護士と一緒に回り交流を深めました。夕方からは知り合いの税理士の税理士法人セミナーに参加して税理士や参加者と交流しました。今日は大変暑い一日でしたが、様々な人と熱い交流が出来て人は心の持ちようで一日も変わることを感じた一日でした。明日も仕事に活動に暑さを吹き飛ばして動き回ります。