笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

勝海舟の言葉に耳を傾けて

2011-05-30 18:58:46 | 日記
「世間では、茶屋などは人間堕落の場所だといって擯斥するけれども、こまかに観察すると、そのなかにはなかなか面白いものがあるものだ。畢竟、そのひとの見ようによって善ともなり、悪ともなり、利ともなり害ともなるのだ。そこがまた世の中の面白いところサ」
「しかし、今の政治家には、こんな瑣細のところまでに注意するひとはあるまい。行政学を一冊読んで天下の機関がうまく回転すれば、世の中は楽なものだ。御前とか、閣下とか、そんな追従ばかりきいておらずに、大臣なども少しは飾り気のない巻舌でもきいてみるのが薬だヨ」(勝海舟・「氷川清話」より)
なにか現在にも良く当てはまる言葉です。
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いよいよ今週、山の手の会(6月2日)

2011-05-29 08:53:24 | 日記
薬害エイズを考える山の手の会のお知らせ

1996年3月の薬害エイズ訴訟の和解から15年、その後追加提訴した被害者も多くいましたが、先日、最後の被害者が国、製薬企業と和解して訴訟が終結しました。和解により国の恒久対策が進みエイズでも治療をすれば生きられる時代になりましたが、この15年間の間にも血液製剤によりC型肝炎に重複感染した被害者が肝炎で亡くなられたり肝炎の治療で苦しんだり大変な生活をおくっています。
山の手の会は和解の成立した96年に設立し、15年間、薬害エイズ被害当事者と医療従事者、一般市民と共に被害当事者の生の声を聞き私たちの生活の中で分かち合ってきました。これからも当事者の生の声を聞きながら命を大切にする社会を創るために参加者と一緒に分かち合っていきたいと思います。


日時:6月2日(木)午後6時~8時

場所:北区NPOボランティアぷらざ サロンコーナー
http://plaza.kitaku.net/
北区王子1-11-1北とぴあ4階
JR、地下鉄南北線、都電荒川線 王子駅すぐそば

参加費:無料
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ぷれいす東京の活動報告会に参加してーHIV陽性者の生活

2011-05-29 00:05:38 | 日記
本日はHIV/AIDSの団体のNPO法人ぷれいす東京の活動報告会に参加しました。
ぷれいす東京はHIV陽性者のための様々な相談事業や東京都のエイズ電話相談や厚生労働省のエイズ対策研究事業など様々な公的な活動も行っています。今日はそれぞれの事業部門から1年間の活動報告がありました。電話相談では日常生活における不安が多く、医療技術は進展しエイズは死ぬ病気ではなくなっていますが、まだまだHIV=死というイメージがありHIVに対する不安が多くあるとのことです。これはまだまだ社会的なエイズに対する理解不足が上げられると思います。生活面での不安は、社会のHIVへの理解不足がHIV陽性者を孤立化させているように感じました。
今日は報告会の後に行われた懇親会にも参加してHIV陽性者の仲間と交流を深めてきました。
社会全体のHIV/AIDSに対する社会の分かち合いが必要であると感じた一日でした。
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厚生労働省の医薬品等制度改正検討部会を傍聴して

2011-05-27 22:15:03 | 日記
本日は薬害肝炎原告も委員として参加している厚生労働省の医薬品等制度改正検討部会を傍聴してきました。もともとこの部会は薬害肝炎事件の検証会議で出た最終報告書に薬害肝炎のような事件が起こらないように第三者監視機関などの設置を求めた提言が出され制度改正の必要からはじめられた部会ですが、本日の議論では医薬品の制度改正ということで医療イノベーションや再生医療の話が出てきました。患者さんにより良い医療を提供するために新しい技術も必要だと思いますが、技術だけが先走り患者さんの命がないがしろにされては意味がありません。薬害被害者の生の声を反映させて命を大切にする医薬品制度改正であってほしいものです。次回は6月20日、医療イノベーションや再生医療について議論されるようです。
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「論語と算盤」セミナー・作家童門冬二さんが語る渋沢栄一

2011-05-26 22:29:35 | 日記
渋沢栄一「論語と算盤」セミナーに参加してきました。4回シリーズで今日は作家の童門冬二さんが渋沢栄一の社会事業の取組みについて話されました。渋沢栄一の社会事業は東京養育院を設立から亡くなる昭和の初期まで関わりますが、今日のお話は歴史作家だけあって東京養育院のルーツのようなお話で江戸時代の8代将軍徳川吉宗の時代の小石川養生所まで遡り、3大改革の享保、寛政、天保の話や松平定信の楽翁公伝の話まで出てきました。渋沢栄一は人間愛を大切にして特に孤児のためにつくしたことのお話は感銘を受けました。特に印象に残ったのは、歴史を学ぶと言っても時代背景が違うので歴史上の人物をまねるのは無理で今をありのままに生き自信を持つことが大切であるということでした。
歴史を振り返って幕末や明治維新にあこがれても、現代に勝海舟や坂本龍馬、西郷隆盛のような人物は現れないでしょう。時代背景の違いますから。むしろ今という時代をありのままに生きることが大切のような気がします。そして今という時代は、幕末や明治維新以上の歴史的な転換期なのかもしれません。
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