グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大戸屋チェーンを傘下に収めるコロワイドに思う

2020年09月18日 | 経済
外食大手のコロワイドが敵対的TOBで定食チェーン大戸屋ホールディングスの47%を保有し同社の経営刷新を求めたことが報道されている。
コロワイドは当初友好的TOBを進めていたが「埒があかない」とみて途中から強硬な敵対的措置に切り替えた。
そして今度は経営陣の総入替えを要求したとのことである。
日本企業同士間の動きではなかなか見られない荒っぽい光景である。
大戸屋といえば鰹節削りから各店舗で行うという店内調理が来店客に対する「売り」になっているが一方でコロワイドなどはセントラルキッチンを最大限に活用した集中一括調理が経営の基本方針であると聞いている。
恐らくこの辺りも新体制になれば大きく変わってくるのだろう。
こういったった変化を大戸屋の顧客層や従業員たちがどう感じるのか、いささか気になるところだ。
飲食業界はいずれもコロナ禍の中で荒波に揉まれ続けているが冷静な経営判断能力はいつの世であっても忘れてはならない。


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