私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。







全般編でも厳しいことを書きましたが、
冬休み中の数学の勉強の仕方もまた、基本的に「難しい」です。


理由は全般編に書いたことに似かよりますが、
期間が短い上に、イベント事盛りだくさんの冬休み“中”に
苦手意識を持っている、あるいは面倒だと思っている方が、
数学の勉強をするのは、苦痛でしかないと思います。


もちろん、得意・好きな方は、「できる」と思うことでしょうが、
得意・好きだからこそ、サボる、短い期間では意味がないと思うなどが、
多々あります。


ですので、受験生でない中高一貫校生であれば、宿題“以上”の勉強を
“無理に”、進んでやる必要はないと思います。


しかし、学校・先生から出されている宿題は、
やらなければ、三学期の、学年全体での“成績”に
関わるものとなりますので、やらざるおえません。


そこで、期末テスト後の1週間が、冬休みの負担軽減をできるかどうかの
鍵になってきます。


ここで少し話を戻しますが、冒頭の冬休み“中”にやるのが難しいといった理由に、
数学の場合、一つ追加されることがあります。


『冬休み“中”はわからない問題を“誰にも”聞けない』です。


家族や家庭教師の方、塾などで聞けるかもしれませんが、
クリスマス以降、正月三が日までは、家族の方も忙しく、
家庭教師や塾もお休みになることがあります。


当然ですが、学校はお休みなので、友達・先生に気軽に
聞くことのできる状況・状態ではありません。


そんな中での、クリスマス以降正月三が日までの約10日間を過ごすと、
そのうちに、「わからないところがわからなくなる」となりかねません。


そうはならないと思ったとしても、休み明けにテストがある場合、
時間が無い中、わからないところを、どうしたらいいかわからない、
イコール点数が取れないということになります。


いやいや、わからないところをずっと考える、時間をかけてでも
解く、解こうと勉強すると豪語される方は、ぜひやってみて下さい。


ただ、“それで”うまくいかなかった時の保険として、
テスト後1週間内に、ざっとでも全体の問題を解いておき、
わからない箇所を、終業日までの間に、先生あるいは友達に、
聞いておけば、「冬休み中」の“宿題”が、“勉強”がはかどるという提案をしております。


数学の冬休みの宿題に関しては、この方法、さらに具体的に言えば、
“嫌々でも”“面倒でも”、期末テスト後の1週間内で、
わからない問題は飛ばして、全体の問題を一度解いておくことをオススメします。



具体的な勉強の続きは・・・

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テストが始まってしまうと、後は時間との戦いとなります。


この時“効率良く”“効果的に”勉強するために、
“事前に”用意したテスト勉強用のツールが、
「学校の定期テスト」で、最も有効な勉強です。


事前に用意できた方は、焦って、他の教材や参考書をやるのではなく、
“それ”をフル活用して、完璧にするほうが、自信がつきます。


用意できなかった方は、“それら”を“用意する”「作業」を、
テスト勉強としないで、「教科書」をしっかりやりましょう。


“作りかけ”のノートを参考にすると、抜け落ちている情報や重要単語などを
見落としてしまいます。


学校のノートは、きちんと作っている友人にノートのコピーをさせてもらい、
それを参考にするようにしましょう。
(ノート提出がある場合は、まずは書き写すことを重視して下さい)


当然ですが、こういったテスト勉強用のツールを作らなかった、
作れなかった方は、作ってきた方と“その分”の“時間”が、
違いますので、“同じ様に”“同じ時間”やればいいと勘違いしないで下さい。


余裕のある友達は、テスト前、テスト中でも、
“気晴らし”に遊んだり、普段と変わらずに、
趣味に興じているかもしれませんが、
「じゃあ自分も」なんて思わないで下さい。


テスト前まで散々サボった方が、テスト前、テスト中に、
“普段から”“事前に”やってきた友達と同じ行動、態度を取っていると、
結果に大きな差をつけられてしまいます。


絶対評価が多い私立では、あまり友達の結果は
“関係ない”ように思われるかもしれません。


ですが、心の中ではいかがでしょうか。


普段、ひょうひょうとふざけあっている友達は、
テストで良い点をとって、成績をとって、進級・進学できて、
“同じ様なこと”をしている自分は、点数が取れない、
成績がとれない、進級・進学できないとなった時。


仕方が無い、才能だから、頭が良いから、で
済ませることが“本当に”できますか。


平等じゃない、不公平だと卑屈になったり、
学校が先生が、自分を認めてくれないと、嘆いたりしませんか、
していませんか、しませんでしたか。


あまり人と自分とを比べすぎるのもどうかと思いますが、
比べないで、勝手に、自分の都合で友達が“自分と同じ”と
思い込むのもどうかと思います。


テスト前、テスト中、友達が友達はと、友達と同じ、友達と一緒の、
行動、態度をとることに関しては、よく考えてみて下さい。


友達と同じ、一緒なのは、「同じ期末テストを受ける」ということだけです。


授業中や宿題提出などの平常点、そして、一学期から積み上げてきた、
テストの点数、成績、知識量までも同じだと、一緒だと、
かん違いしないで下さい。


二学期期末テストはもう“後”がない、もう“次”がないテストに
なっています。


友達と同じ、一緒だからと気を抜かないように、頑張ってみて下さい。


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