私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






テスト前日ギリギリまで授業があるかもしれませんが、
ほとんどの教科で、もうテスト範囲の授業は終わっていると
思います。


後はひたすら演習あるのみなのですが、
昨今の子供達は、演習嫌いが多く、
まるで『意味のない』ことを繰り返しやることを
拷問、苦行かのように感じられているように
思えます。


一回二回やっただけで、完璧に出来る、覚える、
解けるようになる方も一部はおりますが、
ほとんどの方は、繰り返し繰り返し行って、
出来るように、忘れないように、解けるように
なります。


このことを芸術やスポーツであれば、納得される方が
多いのですが、こと勉強、学問に関しては、否定される方が
多いです。


そして、そのことを知ってか知らずかはわかりませんが、
親御さん、ご家庭の方も、『やらせない』方が
増えてきました。


無理やりやらせれば虐待になってしまうのでしょうが、
本人任せにして、好き勝手にやらせて、結果が出ても、
放置しておくのであれば、各学年各学期の成績の結果で、
進級・進学が決まる私立校・中高一貫校は向かないと
思います。


いつか、どこかのタイミングで、目覚めて、
やる気になってくれると期待・希望しているのかも
しれませんが、積み重ねていく『結果』と、
抜け落としていく知識、基礎学力、そして、
それを身につけるだけの演習量は、時間の経過と
ともに増えていくことになります。


その量が、授業の進度が早い、難易度が高い、私立校・中高一貫校での
授業、勉強においては、一般の学校よりも膨大な量となります。


それが崩壊するまでの状況・状態にまで追い込まれると、
まず、通っている学校での進級・進学は出来ないと思います。


無限の可能性を否定するなと反発を受けるかもしれませんので、
正しく表現させて頂きますが、『有限回』のテスト、成績を、
3年間、いえ、進学が決まるのが3年次二学期までとすれば、
2年間9か月という限られた期間、時間内において、
部活動や趣味、スマホなど、あれもこれもどれもやりながら、
今まで疎かにしてきた勉強を、知識を、基礎学力を、演習量を、
取り戻し、かつ、今まで落としてしまった点数・成績分を
『挽回』するまでの、高得点、好成績を取ることは、
受験で合格するよりも難しいでしょう。


お子さんの学力、素養にもよりますが、『やる気』になったで
これを覆すことが出来ないほどに、今の私立校・中高一貫校での
教育、勉強はもちろんのこと、積み重ねた成績によって、
進級・進学が決まるシステムは、厳しいものになっています。


何よりも、『記録』されてしまった『ソレ』が、現状の現実の
学力、素養を厳しく審査・評価しているものになっています。


親御さん世代までなら、たかだか学校のテスト、成績ぐらい、
一回二回悪くたって、やる気になれば、次頑張ればの話で、
何とかなっていたかもしれませんが、今は状況もさらには
慣習、環境も段違いに変わってきています。


親御さん世代では、『やる気』を阻害するのは、
せいぜいゲームや漫画、携帯電話程度で、
親にガミガミ言われて、反抗心から、
勉強しない、したくないと駄々をこねたくらいでしょう。


ところが今は、部活動や趣味も多種多様な上に、
スマホなどの情報機器によって、『時間』の奪い合いが
起きています。


最近よく感じるのが、ゲームなどで、
『終わり』『エンディング』が無い、自由で、
それこそ一生続けられるように、設定されているものが
増えてきているように思えます。


ネットを介せば、『無限』に『暇つぶし』が出来るように
なっているのも、時間の奪い合いというよりも、
時間の『縛り付け』のようになっていると思えます。


そういった状況・環境下で、自分の将来・未来に、夢に、
社会に出て役に立たないように思える学校の勉強に
『やる気』を見出すのは難しいでしょう。


昔であれば、少しの脅迫、つまりテストの点数や成績で、
これは進級・進学が危ういと自分自身で気付き、
自分を律することが出来ましたが、今は出来ないどころか、
気付きもしない、そうは言っても、守ってもらえる、
与えてもらえるとタカをくくって、自分の好き勝手に
する方が多くなってきていると思います。


昔でもそうした言動、態度、姿勢を取る方がおりましたが、
それでも先生、親御さんがうるさい説教、忠告をして、
救済されることもありました。


しかし今や、そうした説教や忠告はパワハラ、アカハラ、
さらには精神的虐待とまで言われる時代ですから、
わかってもらうためには厳しい『現実』=点数、成績という
記録された数字・数値を叩きつけて、審査・評価を下すように
なっています。


こうなってくると、記録された点数・成績は、
意味合いが変わってくることになります。


よく書いておりますが、小学校時代までの
『通知表・通信表・通知簿・通信簿』は、
学校の先生から親御さん、ご家庭の方への
お子さんの学校生活の近況を、
感想・お知らせに近い形で、書いたものですが、
中学校以降の成績は、感想・お知らせではなく、
『学力』の評価というものになります。


ソレが通っている学校のレベル・偏差値に、
足りている、足りないと、示されていることになります。


この成績を散々放置して、後々になって、
やる気になったからといって、
『無かったこと』にはしてもらえません。


このこともまた、いつかやる気になったらでの、
可能性を否定することになります。


“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことに、
受験勉強するくらいまでの『やる気』を求められはしないと
タカをくくっているかもしれませんが、
記録を積み重ねてしまった上での状況・状態で、
私立校・中高一貫校で求められる『やる気』は
受験勉強の比ではないくらいのプレッシャーと
苦痛を伴うことになります。


そこまでのなる前に、事前事前の対応・対策を
よく考えておくことをオススメします。


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