2022年7月3日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

私立校・中高一貫校生の親御さんが、この一学期から覚悟すべきこと

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2022-07-03 11:57:35

私立校・中高一貫校生　夏休み（７月）の勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の夏休み（７月）の勉強の仕方を紹介

学生の皆さんは、テストまで、物理的な
残り時間が迫られた中で、“出来ること”は
限られてくると思いますが、
宿題やノート・プリントまとめなどの『作業』を
終わらせることだけで、満足することなく、
少しでも『テスト勉強』をしておくことを、
オススメします。

『テスト勉強』に関しては、先日から
うるさく書いておりますが、
『早く“多く”正確に解く』演習・訓練を、
して下さい。

親御さんの中でも、
“たかだか”学校の定期テスト“ごとき”のことで、
そんな『受験勉強』のようなことをしなくとも、
と思われているかもしれませんが、
テスト範囲が狭く、事前に授業で答え・ヒントを
習っている、教わっている、その確認テスト、
“たかだか”学校の定期テスト“ごとき”とはいえ、
『早く“多く”正確に解く』演習・訓練をしなければ、
点数が取れません。

特に昨今の私立校・中高一貫校では、
問題数が４０～５０問になるテスト、
それも『冊子』形式で十数枚にもなるテストと
なっていることがあります。

そうなると、問題文を読む→解くという一連の行動を
『１分』ほどでやる必要があります。

見直しなどを含めれば、『１分以内』に、
出来なければ、全ての問題を解くどころか、
問題文を読むことすら出来ずに終わります。

こういったテストの対策・対応に対して、
“じっくり”“ゆっくり”『考えて』
答えを出す勉強では、時間対点数効果は、
低いでしょう。

そして、非常に残念ながら、
『早く“多く”正確に解く』演習・訓練は、
ある程度、『強制』されなければ、
やらない、やりたがらない勉強となります。

お子さんが自分自身で『強制』することが
出来ることがベストではありますが、
出来ないようであれば、親御さんが、
テスト形式（５０分、４０～５０問）で、
解かせるように仕向けなければ、
やらないでしょう。

かつての受験戦争の勉強のように
感じられるかもしれませんが、
この勉強をしなければしないほど、
学校の定期テスト、特に私立校・中高一貫校での
定期テストに関しては、点数が振るわないでしょう。

残念ながら、『記録』される『結果』で、
高校・大学の進学が決まる私立校・中高一貫校の場合、
残酷で、屈辱的な『結果』が、積み重なれば積み重なるほど、
『親御さん』“も”、精神的に追い込まれ、追い詰められて
いくことになります。

その逆に、進級・進学に問題無い『結果』を
『早い段階』から貯金、余裕を作れれば、
“逃げ切る”ことが出来ます。

最悪、最終的に、受験となってもいい、
特に、大学受験で一発逆転すればいいと
いうのであれば、こんなことを、一学期から
考えなくても問題はありませんが、
進級する、内部進学するのは当然のこと、
あわよくば指定校推薦などの権利、選択肢も
目指したいというのであれば、一学期、
それも一年次から、『親御さん』も、
よく考えて、覚悟を決めることを、
オススメします。