他人と比較すること、されることで、幸不幸を決める、判断する価値観

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2024-11-12 11:22:02

私立校・中高一貫校生　二学期期末テストの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、330円(税込)　私立校・中高一貫校生の二学期期末テストの勉強の仕方を紹介

“たかだか”学校の勉強“ごとき”が出来る出来ないで、
比較されることが多い、学生の皆さんの多くは、
“そんな”『比較』で、自分の、あるいは、他人の、人生の
幸不幸を決める、判断するという価値観、判断基準を、
“まだ”そこまで持っていないと思います。

しかしながら、年を重ねるごとに、そして、
学校を卒業して、社会に出て、“気付いたら”
“その”価値観、判断基準に縛られやすくなります。

これは持論となりますが、今、この価値観、判断基準は、
東アジアの多くの方々に根付いてきていて、特に日本、日本人は、
自己主張が弱く、他人との同調・協調をしたがる傾向が
強いため、自分と他人との状況・状態の比較をすること、
あるいは、されることが多く、それが、自分の、他人の、
「人生の」幸不幸を決める価値観、判断基準になっている、
縛られていると思われます。

さらに、この価値観を冗長するかのように、ＳＮＳなどでは、
自分の不幸・幸福アピール、他人の不幸・幸福エピソード、
そして、それがさも、全人類共通の「人生の」幸不幸で
あるかのように洗脳されているようにも思えます。

学生の皆さんにとって、わかりやすいのが、
勉強が出来る出来ない、そして、そこから、
学歴があるない、その先に、未来・将来があるない、
お金が稼げる稼げないなど、これら、他人との
比較することによって、自分の幸不幸を考えてしまう
傾向は、多少はあると思います。

ですが、冒頭にも書いたように、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”が出来る出来ないで、
比較されることに対して、反発・反抗を覚える方が多いと
思いますので、そうした「比較する」ことは、無意味、無駄、
他人は他人、自分は自分と強い意思を保つことが、
“まだ”出来る、出来ているとは思います。

ただ、非常に残念な、そして、残酷な話となりますが、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”が出来る出来ないで、
“学校・先生から”比較されるように、社会に出ると、
“様々なこと・もの”で、“様々な人から”比較されることになります。

貴方が、どんなに、「自分は、自分と他人と比較することはない」
あるいは、「人に比較されようと、気にしない、関係無い」と
思っていても、この他人との比較を、すること、されることは、
つきまとってくることになりますので、気を付けて下さい。

出来れば、学生時代に、このこと、特に、
「他人と比較“される”」ことに、慣れておく、と言いますか、
どんなに、「自分は気にしない、関係無い」と思っても、
比較“してくる”人というのは、必ず出てくると思って、
「諦める」、あるいは「呆れる」くらい強い意思を持てるように
しておくことをオススメします。

このブログでも、よく書いておりますが、
“受験無く”高校・大学に進学できる私立校・中高一貫校において、
進級・進学出来ないと、不幸、悲劇となりますよというのは、
進級・進学出来た方と、“比較して”という意味であって、
別に、進級・進学出来ない“ごとき”で、「人生の」
不幸、悲劇というわけではありません。

ただ、これもよく書いておりますが、
同じ学校、同じ教室、同じ授業、学校生活を送ってきて、
面白楽しく青春時代を過ごしてきて、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”が出来ない、
その『結果』が『記録』されてきた“だけ”で、
他の方同様に得られるはずだった「権利」「選択肢」を、
得られない、与えられないとなることを、不幸、悲劇だと、
思う方、これは進級・進学出来なかった方はもちろんのこと、
学校・先生、親御さん、周りの、赤の他人の大人達から、
（進級・進学出来た方と“比較”されて）
そう思われることになります。

他校受験や、別の、夢の道に進むために、
自らその権利、選択肢を捨てたという
前向き、ポジティブな意思を持っているなら、
例え、他人に、“そう”思われても、見られても、
気にならないと思いますが、残念ながら、
よほど強い意思をもっていないと、
「（自分が）自分と他人と比較してしまう」ことに、
そして、「（他人から）自分と他人を比較されてしまう」ことに、
つきまとわられる、縛られることになります。

そして、今、非常に懸念しておりますが、「ソレ」によって、
自分の、あるいは、他人の、“人生の”『幸不幸』を決める、
判断するという価値観、判断基準が、（自分に）簡単に根付いてしまう、
あるいは、そういう価値観、判断基準が根付いた方々に
囲まれてしまうように、なってきています。

学生の皆さんは、今はまだ、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”が出来る出来ないを、
比較されるだけで、済みますが、学校を卒業してからは、
“様々なこと・もの”で、“様々な人から・を”
「比較する、される」ことが多くなっていきます。

その時に、「自分と他人と比較すること」を、
自分の幸不幸を決める価値観、判断基準としないこと、
さらに、様々な人から「自分と他人を比較されること」に、
慣れておくこと、そして、相手が“そう”してくることを
諦めること（相手に変わってもらおう、理解してもらおうとは思わないこと）を
学生時代の、“たかだか”学校の勉強“ごとき”が
出来る出来ないを比較されることで、学んでおくことを
オススメします。

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