栄冠ゼミ (著)、220円(税込) 私立校・中高一貫校生の夏休み(8月)の勉強の仕方を紹介
8月も残り3週間となりました。 まだ3週間もなのか、もう3週間しかなのかは、 人それぞれだと思いますが、宿題が終わっていない方が、 “まだ”あると楽観的に考えられるのはどうかと思います。 今週で終わる目途が立っているのであれば、 そういった楽観主義も許されるかもしれませんが、 終わる目途どころか、計画・予定すら、立っていないのであれば、 その楽観は、時間が経てば経つほど、重い責任を背負わされることになります。 この夏休みは、“たかだか”夏休みの宿題、休み明けのテスト“ごとき”の ことだけで済みますが、それが、二学期の成績として、記録され、 積み重なっていって、進級・進学できなかった時、楽観していた時間に、 考え方に、生き方に、圧し潰されることになるでしょう。 つまり、これが後悔という形になるのですが、私立校・中高一貫校の場合、 『悲劇』と書かせて頂いております。 悲劇ですから、一回二回の後悔、不幸だけで、済まされないことになります。 続いていく不幸の第一にあげられるのが、友人・知人などのつながりでしょう。 同じように馬鹿をやって、ふざけて、笑って、楽しく過ごしていた“つもり”でも、 成績が取れている友人知人たちは、気楽に進級・進学していく中、 成績が取れなかった自分は、進級・進学できないどころか、その先の進路も 真っ暗闇の中を歩くように感じられることでしょう。 まさに、そこから先は、本当にどうなるかわからないことだと思います。 進級・進学できないと『なってみてわかった』で、そこから先、 『どうなるのか、全くわからない』となってみてからが、 本当の意味での『(どうなるか)なってみるまでわからない』となります。 私立校・中高一貫校で、『なってみないとわからない』で、 進級・進学“できる”と『なって』の後は、諸先輩の後を追うように、 高校・大学と進学する、できることが、『わかる』ことでしょう。 そうして、『わかった』先にさらにわからないが続く方と、 片や『わかった』先にさらに道が、進路が用意されている方が 混在する中、自分だけが、別の道を探さなければならないことになります。 しかし、これも個人主義、他人と自分を比較するなと強い意思を持つ方にとっては 関係ない話かもしれません。 ですが、次の不幸、これは決して消すことができない、経歴の記録となります。 私立校・中高一貫校に入ったのに、別の学校へと行くことになった、 その経緯に関して、栄転、つまり、より良い学校、上位校へと 受験転校したというのであれば、自信を持てる経歴となるでしょう。 しかし、それが、“学業不振”で、『追い出された』となれば、 話は変わってくることでしょう。 一昔前まであれば、よほどの問題行動を起こさない限り、 そういった締め出しはありませんでしたが、昨今は、 単純な『学業不振』が、そのまま、社会一般的なことができない、 学力がないのはもちろんのこと、協調性がない、自制できない、 一般的な規律・規則を守れないと見なされることになると思います。 それもそのはず、世間一般的にも、わざわざ私立校・中高一貫校に入ったということは、 それだけ『勉強』することを、自ら望み臨んだわけですから、それができないはおろか、 やらないということを示した結果、『追い出された』と見られることでしょう。 私立校・中高一貫校の内部のことをちょっと知っている方なら、 別に“特別”な勉強をしなくとも、特別に勉強をする必要もないのに、 最低限の普通のことを、普通に出来ないで、好き勝手にわがまま放題にした報いとして、 進級・進学できなかったのだなと思われることでしょう。 私立校・中高一貫校のことを勘違いされている方も多いかと思いますが、 ほとんどの学校は、普通の学校より、ちょっと時間割が多い、ちょっと授業の内容が難しい、 ちょっと授業の進度が速い、ちょっと宿題の量が多い、“だけ”で、 やってる勉強の内容は、普通の学校と変わりありません。 ただ、そのちょっとについていけるかどうか、それよりなによりも、 それらをきちんとこなすことができるかどうかという、 より基本的なことをうるさく求められることになります。 例えば、授業でノートを取りましょう、 もらったプリントは無くさないようにきちんと管理しましょう、 宿題を必ずやって、出しましょう、 テスト前はテストで点数が取れるように、勉強しましょう、など。 別に私立校・中高一貫校に限らず、どの学校でも、どの先生も言っているようなことを、 『“必ず”やりましょう』と強く推奨しているだけに過ぎません。 というよりも、逆に言えば『やらなければ』、テストで点数を、成績を取れませんよと、 言っていることになります。 それを無視した結果、進級・進学できなかったという『経歴』を残すことになりますが、 これは、私立校・中高一貫校のことを知らない人には関係ない話ですので、 このこともまた、気にしないという方にとっては、関係ない話かもしれません。 ただ、私立校・中高一貫校での悲劇の締めくくりとなる最大の不幸は、 抜け落とした基礎知識、基礎学力が、取り戻せないほどのものになる、 私立校・中高一貫校に通っていた意味がないほどになっている場合、 そこから先、『何をする』にも苦しめられることになるでしょう。 私立校・中高一貫校の生徒は、かなり前から、温室育ちや青びょうたんなどと揶揄され、 馬鹿にされることが多いですが、昔は、頭でっかちの世間知らずのお坊ちゃんという意味が 込められており、若干ではありますが、妬みや僻みも含まれていたと思います。 しかし、昨今は、その『温室育ち』の中で、好き勝手にわがまま放題に過ごした方は、 頭“足らず”の世間知らず、常識知らずの上に、自分のことすら何も出来ない、 我が儘坊ちゃんとなっていることがあります。 ひどい揶揄だと思いますが、おそらく私立校・中高一貫校で落ちこぼれて 進級・進学できなかった方の中の過半数近くの方が、そうだと思われます。 いやいや、うちの家は“普通”の家で、お坊ちゃんと言われるほどの金持ちじゃないし、 そこまで我が儘も、好き勝手もできないと思っている方もいるでしょうが、 学費を稼ぐために新聞配達をしているほどの苦学生でない限り、 私立校・中高一貫校で、言い方が悪いですが“親の金”で、好き勝手に わがまま放題している限りは、『お坊ちゃん』です。 少なくとも、『お坊ちゃん』気質です。 今の時代、そうした苦学生など少ないから、そう感じられないかもしれませんが、 普通の方から見れば、私立校・中高一貫校に通っている方は、考え方、生き方が、 やはりお坊ちゃんに見えるということです。 そういった状況・状態で、基礎知識、基礎学力が『無い』ということが、 どういうことになるか、想像できますでしょうか。 それすら、考えられない、考えたくない、というなら、 そこまで『なってみて、わかる』しかないかもしれません。 長々とうるさいことを書いてきましたが、ここまでの悲劇、不幸の始まりが、 “たかだか”“ごとき”と思っている学校の勉強、宿題、テスト、成績の 一回一回に込められていることに早くに気付かないと、 “それら”で、進級・進学が決まる私立校・中高一貫校では、 『なってみてわかった』では、遅いことになります。 夏休みの宿題、休み明けのテストが、その始まりとならないように、 残り3週間をどう過ごすのか、よく考えられることをオススメします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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