破風(はふ)板の再塗装 自宅
初回 塗装したのは、およそ20年?ほど前、
家の外壁部分(PCM鋼板や破風板など)を
数ヶ月かけて、1~2階の全体を塗装した。
それ以来 手つかずにいたのには、訳があった。
およそ10年前のこと、
2階の屋根にある TVアンテナの移設、配線作業をした。
ほぼ作業を終わり、ホッとした瞬間のこと、
足を滑らせて、7m下に転落しそうになった。
幸いにもTVアンテナの脚部に掴まる事ができて
転落は免れたのだった。
その時の恐怖は今でも思い出すとゾ~ッとする。
さて、今回は地上からの作業である。
玄関の破風(はふ)板の塗装が剥がれてきたので再塗装を計画した。
築 47年の我が家の玄関の破風。
現状はこんな感じになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/24/ee0bf1abf1d40bf003ce0227b705ff61.jpg)
玄関まわり全体を見ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/26/46665f4d8cc526bcac33390df664837e.jpg)
若葉の季節、モミジの黄葉。
ツツジの蕾や 白いカラーも咲いた。
そんな中で 玄関の破風(はふ)板の
塗装が剥がれているのが目立つ。
2階のベランダは、孫が生まれた時に設置してもらったから、12年経過です。
破風(はふ)板とは、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/2a/6a432702e674c1b1385093cb7c29e8d1.jpg)
roof-partner より解説図を引用
https://roof-partner.com/bargeboard-10327
木部の塗装が割れて浮き上がり、一部は脱落している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/90/6c7f7d092df0ee60a8cf3a993bf27153.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/8c/118b2e5af17bbec0c255e7c08d597bcb.jpg)
再塗装をするには、以前のペンキを落とさなくてはならない。
塗装を落とす為の道具類。
上の二つが スクレーパーです。
これで浮き上がった塗膜を削り落とします。
赤い柄のスクレーパーは内角用で、その下の道具は 平面用です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/4b/255c7869520d934d5589857efdda6975.jpg)
塗膜を落としたあと、木部の毛羽だちを削る ミニ鉋(カンナ)
手のひらに納まる程の小さい 鉋(カンナ) です。
概ね 塗膜を落とした状態が以下の画像です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ee/d3ab57a8bab718ff7b078471c50d9da3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6a/5f1662ea7985a3de0375fbe13766c491.jpg)
削っても落ちない部分はそのまま残した。
木部の塗装は剥がれやすいので、
剥がれない様にするには、どうしようかと考え、
思い付いたのが シーラントです(結果は10年ほど後に)。
興味がある方は10年ほど、お待ち下さい。
(上) 変成シリコンシーラント(アイボリー色)
変成・・・と言うのは、シーラントの上に水性塗料を塗る事が出来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1c/2912c919c06c7e8ace4309819fe94a44.jpg)
刃先が尖った白いヘラは、内角へ塗り込むヘラです。
下の2本は平面に 塗り込む為に使います。
変成シリコンシーラント を塗った結果は 下の画像です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/46/113ad0e8bd1c6128d72fef8f2fd9555f.jpg)
一見して 綺麗になりました。
これまでの作業は、およそ 八時間でした。
1日後、シーラントに触れると、ベタベタします。
数日して、ベタ感が、少なくなれば塗料を塗ります。
その色は、シーラントよりも少し黄色味がある、アイボリー色です。
塗装にかかる時間は、約 1時間の予定です。
あと 少しで完成です。
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