ごあいさつ…春風亭柳之助・日向ひまわり・三遊亭遊馬(下手からの並び順)
春風亭柳之助…『船徳』
祝 真打昇進!
三遊亭遊馬…『もう半分』
《お仲入り》
祝 真打昇進!
日向ひまわり…『細川の茶碗屋敷』
遊馬師匠、ひまわり先生になって初めての『三人の小舞台』。
楽しいトークから夏にピッタリの噺、怖い噺、おめでたい読み物と、お3人さんの魅力あふれる高座でした。
帰路、土砂降りの雨
と轟音のような雷
に見舞われ、全身濡れネズミ。
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・・・
詳細は近日ということで・・・
《詳細》…8月6日記載
ラフな着流しスタイルで3人が登場。
まずは柳之助師匠から新真打の紹介。
そしてその新真打が“披露興行”の思い出話を始めました。
ところで、ここ3年の芸協の新真打は毎年3人ですが、なんか各年代の構成って似ているような気がします。
【平成18年】
春風亭柳之助・瀧川鯉朝・春風亭昇乃進
【平成19年】
三笑亭夢花・桂文月・春風亭柳太郎
【平成20年】
三遊亭遊馬・日向ひまわり・古今亭今輔
これを得意ジャンルで分けると・・・
【古典派】
柳之助⑱・文月⑲・遊馬⑳
【新作派】(だけど古典もOKの人も)
昇乃進⑱・柳太郎⑲・今輔⑳
【無頼派】(一応、何でもアリ?みたいな…)
鯉朝⑱・夢花⑲・ひまわり⑳
閑話休題。
「披露興行」の話と言っても、『お越しいただいたお客様に感謝の気持ちでいっぱい』的な優等生発言のひまわり先生に対し、遊馬師匠は終始“打ち上げ”のことばかり。
「次の日も高座があるので、ある程度で切り上げなければいけない」のに「気付いたら自らネオン街に消えて行った」という遊馬師匠。
「池袋の千秋楽(30日目)は口上で下を向いている時、初めて高座が回っているのを感じた」
確かに末廣亭で拝見した時も、尋常じゃない汗のかき方をしてたもんなぁ・・・
柳之助師匠の『船徳』は、徳三郎が櫓(艪)を漕ぐ時の音を小柳枝師匠のように扇子を軋ませて出していました。
ただ失礼ながら、やっぱり音は小柳枝師匠の出し方が一枚も二枚も上に感じた反面、徳三郎の雰囲気は柳之助師匠の“若さ”が勝っているように思いました。
遊馬師匠は“ご挨拶”からの「打ち上げ話」をここのマクラでも引っ張りました。
見た目通りの“豪放磊落”な遊馬師匠の数々の「武勇伝」を楽しんだ後は、聴くのにちょいと勇気がいる『もう半分』です。
居酒屋で「もう半分ください」という男の声は“滝口順平”さんにソックリ!
赤ん坊の目はトロ~ンとしていて、まさに遊馬師匠ならではの世界。
今日は“怖い”という意識をあまり感じることはありませんでしたが、傍にいたおばさん2人組は「気持ち悪いわねぇ~」という感想を漏らしていました。
お仲入りの後は“待ってました!”のひまわり先生
『細川の茶碗屋敷』は落語の「井戸の茶碗」の基になった読み物ですが、「井戸の茶碗」と違う所は、
高木作左衛門→「細川越中守の家来・田中宇兵衛」
千代田卜斎 →「松平安芸守の家来・川村惣左衛門」
紙屑屋清兵衛→「くずやさん」
また、独身の高木と違って田中宇兵衛には女房がいる、清兵衛を仲介にしてのやり取りではなく田中宇兵衛が川村惣左衛門の家に出向く・・・という内容になっています。
やはり「井戸の茶碗」で馴染みがあるためか、客席もひまわり先生の講釈を心の底から楽しんでいる印象を受けました。
ところでこの『三匹の小舞台』というタイトルは、柳之助師匠が「三匹のこぶた」をもじって付けたものだそうですが、柳之助師匠は「実は“豚児”などと言うようにへりくだっている意味があるんですよ」と言ったら、遊馬師匠もひまわり先生も「え”~~~っ!!」とビックリ!
「3人の体型だと思っていました」
という新真打の言葉に、柳之助師匠はかなりショックを受けていました
春風亭柳之助…『船徳』
祝 真打昇進!
三遊亭遊馬…『もう半分』
《お仲入り》
祝 真打昇進!
日向ひまわり…『細川の茶碗屋敷』
遊馬師匠、ひまわり先生になって初めての『三人の小舞台』。
楽しいトークから夏にピッタリの噺、怖い噺、おめでたい読み物と、お3人さんの魅力あふれる高座でした。
帰路、土砂降りの雨
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詳細は近日ということで・・・
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《詳細》…8月6日記載
ラフな着流しスタイルで3人が登場。
まずは柳之助師匠から新真打の紹介。
そしてその新真打が“披露興行”の思い出話を始めました。
ところで、ここ3年の芸協の新真打は毎年3人ですが、なんか各年代の構成って似ているような気がします。
【平成18年】
春風亭柳之助・瀧川鯉朝・春風亭昇乃進
【平成19年】
三笑亭夢花・桂文月・春風亭柳太郎
【平成20年】
三遊亭遊馬・日向ひまわり・古今亭今輔
これを得意ジャンルで分けると・・・
【古典派】
柳之助⑱・文月⑲・遊馬⑳
【新作派】(だけど古典もOKの人も)
昇乃進⑱・柳太郎⑲・今輔⑳
【無頼派】(一応、何でもアリ?みたいな…)
鯉朝⑱・夢花⑲・ひまわり⑳
閑話休題。
「披露興行」の話と言っても、『お越しいただいたお客様に感謝の気持ちでいっぱい』的な優等生発言のひまわり先生に対し、遊馬師匠は終始“打ち上げ”のことばかり。
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「次の日も高座があるので、ある程度で切り上げなければいけない」のに「気付いたら自らネオン街に消えて行った」という遊馬師匠。
「池袋の千秋楽(30日目)は口上で下を向いている時、初めて高座が回っているのを感じた」
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確かに末廣亭で拝見した時も、尋常じゃない汗のかき方をしてたもんなぁ・・・
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柳之助師匠の『船徳』は、徳三郎が櫓(艪)を漕ぐ時の音を小柳枝師匠のように扇子を軋ませて出していました。
ただ失礼ながら、やっぱり音は小柳枝師匠の出し方が一枚も二枚も上に感じた反面、徳三郎の雰囲気は柳之助師匠の“若さ”が勝っているように思いました。
遊馬師匠は“ご挨拶”からの「打ち上げ話」をここのマクラでも引っ張りました。
見た目通りの“豪放磊落”な遊馬師匠の数々の「武勇伝」を楽しんだ後は、聴くのにちょいと勇気がいる『もう半分』です。
居酒屋で「もう半分ください」という男の声は“滝口順平”さんにソックリ!
赤ん坊の目はトロ~ンとしていて、まさに遊馬師匠ならではの世界。
今日は“怖い”という意識をあまり感じることはありませんでしたが、傍にいたおばさん2人組は「気持ち悪いわねぇ~」という感想を漏らしていました。
お仲入りの後は“待ってました!”のひまわり先生
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『細川の茶碗屋敷』は落語の「井戸の茶碗」の基になった読み物ですが、「井戸の茶碗」と違う所は、
高木作左衛門→「細川越中守の家来・田中宇兵衛」
千代田卜斎 →「松平安芸守の家来・川村惣左衛門」
紙屑屋清兵衛→「くずやさん」
また、独身の高木と違って田中宇兵衛には女房がいる、清兵衛を仲介にしてのやり取りではなく田中宇兵衛が川村惣左衛門の家に出向く・・・という内容になっています。
やはり「井戸の茶碗」で馴染みがあるためか、客席もひまわり先生の講釈を心の底から楽しんでいる印象を受けました。
ところでこの『三匹の小舞台』というタイトルは、柳之助師匠が「三匹のこぶた」をもじって付けたものだそうですが、柳之助師匠は「実は“豚児”などと言うようにへりくだっている意味があるんですよ」と言ったら、遊馬師匠もひまわり先生も「え”~~~っ!!」とビックリ!
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「3人の体型だと思っていました」
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