前説…三笑亭可龍・神田きらり
神田きらり…『源平盛衰記 扇の的(前)』
[高座返し…三笑亭夢吉]
宮田陽・昇…「漫才」
[高座返し…鏡味八千代・初音]
三笑亭可龍…『三井の大黒』
《お仲入り》
鏡味八千代・初音…「太神楽曲芸」
クルクルしすたぁ~ず…「太神楽曲芸」

[高座返し…宮田陽・昇]
三笑亭夢吉…『アンケートの行方』
アタシの大好きな芸人さんによる『ヨセゲー2』
前回は日本橋亭でしたが今回は広小路亭。
広小路亭は乗り換えなしでビューッと行けるからありがたいのです
まずは可龍さんときらりさんが高座に並んでの前説。
っていうか、今回の見どころを解説。
チラシに謳ってあるようにきらりさんが「太神楽」に挑戦するのと、夢吉さんが「新作落語」を演じるのがポイント。
妙にハイテンションで昨年7月の「下北☆キラリ」で好評だった江戸川ツリシテルまで登場したきらりさんとは対照的に、可龍さんから「トリで新作」「黒紋付の着用禁止」「色紋付の着用」を義務付けられた夢吉さんはかなりナーバスになっているそうです
きらりさんは「何かしなきゃいけない時に、キッチリと結果を出せる人と出せない人」のマクラが秀逸。
あまりにも前置きが長すぎて肝心の『扇の的』は途中まででしたが、まずは役割を十二分に果たしました
ここで“ナーバス”な夢吉さんが高座返しに登場。
確かに顔が強張っているように見えました
陽・昇さんはおなじみの漫才に加えて“新ネタ”も披露。
言葉の不条理を付いた新感覚の展開。
今後の高座が楽しみになりました
やちはつの2人が高座返し。
1年間、みっちりと修業しただけあって、手馴れたようにテキパキ
夢吉さんが「新作落語」をやるので可龍さんは古典の「三井の大黒」をキッチリと。
この噺は10月の「二ツ目勉強会」以来2度目なので、こちらも楽しく聴くことができました。
お仲入りの後はお待ちかねの「太神楽」ですが、登場したのは八千代さんと初音さんの2人。
初音さんの「五階茶碗」を、八千代さんが解説するという、いつも通りの展開。
ところが、「五階茶碗」をしまって最後にあごに乗っている台を親指で弾き、クルッと一回転させて受け取るという仕草をやらない初音さん。
急に切なくやるせない表情になり、
「いっつも私ばかりやって、もうヤダ!疲れた!」
と驚きの発言
それに対して八千代さんがいつものように落ち着き払って、
「あなたはしゃべり方が…」
と返したものだから、つかみ合いの大ケンカ勃発
そこに、割って入ったのがきらりさん。
ケンカの仲裁をしているハズが、自分も「太神楽」をやる羽目になり“皿回し”を披露することになりました
めくりも八千代 初音からクルクルしすたぁ~ず(ボンボンブラザースのパクリと思われる)という、メルヘンなめくりに…
きらりさんが皿を回している間、八千代・初音の2人は傘の上で鞠を回さなければならず、なかなか上手く回せないきらりさんを見て、八千代さんが、
『いつもより余計に回しております!』
とても楽しい、寸劇
・茶番劇
を見せていただきました
高座返しに登場した陽・昇さん。陽さんが落語用のマイクを高座の上に置いてしまい、慌てて床に下ろしていました
薄い緑色の着物に、薄いオレンジ色の羽織で恥ずかしそうに登場した夢吉さん。
自分の着ている着物の色を見て、『夕張メロンみたいですね』
結構式場のパンフレットのマクラから『アンケートの行方』(桂花丸作)に入りました。
これがもうバカウケ!
子供・父親・先生・上司のキャラを別人格の夢吉さんが演じているようで、ここだけの話…作った本人より面白かった!
終演後は他のお客さんと共に打ち上げにも参加させていただきましたが、次回は何をやるかという協議の中で面白い案も出て、『ヨセゲー3』(5月7日・日本橋亭)がますます楽しみになりました
(今回、きらりさん、八千代・初音さん、夢吉さんが“企画もの”をやったので、次回は…
)
《おまけ》

“赤外線通信”をする宮田陽さん(奥)と神田きらりさん(手前)
真ん中でおどけているのは三笑亭可龍さん
※鏡味初音さんのブログ、【ケセラセラ】のブックマーク登録を快諾していただきました
神田きらり…『源平盛衰記 扇の的(前)』
[高座返し…三笑亭夢吉]
宮田陽・昇…「漫才」
[高座返し…鏡味八千代・初音]
三笑亭可龍…『三井の大黒』
《お仲入り》
鏡味八千代・初音…「太神楽曲芸」
クルクルしすたぁ~ず…「太神楽曲芸」

[高座返し…宮田陽・昇]
三笑亭夢吉…『アンケートの行方』
アタシの大好きな芸人さんによる『ヨセゲー2』
前回は日本橋亭でしたが今回は広小路亭。
広小路亭は乗り換えなしでビューッと行けるからありがたいのです

まずは可龍さんときらりさんが高座に並んでの前説。
っていうか、今回の見どころを解説。
チラシに謳ってあるようにきらりさんが「太神楽」に挑戦するのと、夢吉さんが「新作落語」を演じるのがポイント。
妙にハイテンションで昨年7月の「下北☆キラリ」で好評だった江戸川ツリシテルまで登場したきらりさんとは対照的に、可龍さんから「トリで新作」「黒紋付の着用禁止」「色紋付の着用」を義務付けられた夢吉さんはかなりナーバスになっているそうです

きらりさんは「何かしなきゃいけない時に、キッチリと結果を出せる人と出せない人」のマクラが秀逸。
あまりにも前置きが長すぎて肝心の『扇の的』は途中まででしたが、まずは役割を十二分に果たしました

ここで“ナーバス”な夢吉さんが高座返しに登場。
確かに顔が強張っているように見えました

陽・昇さんはおなじみの漫才に加えて“新ネタ”も披露。
言葉の不条理を付いた新感覚の展開。
今後の高座が楽しみになりました

やちはつの2人が高座返し。
1年間、みっちりと修業しただけあって、手馴れたようにテキパキ

夢吉さんが「新作落語」をやるので可龍さんは古典の「三井の大黒」をキッチリと。
この噺は10月の「二ツ目勉強会」以来2度目なので、こちらも楽しく聴くことができました。

お仲入りの後はお待ちかねの「太神楽」ですが、登場したのは八千代さんと初音さんの2人。
初音さんの「五階茶碗」を、八千代さんが解説するという、いつも通りの展開。
ところが、「五階茶碗」をしまって最後にあごに乗っている台を親指で弾き、クルッと一回転させて受け取るという仕草をやらない初音さん。
急に切なくやるせない表情になり、
「いっつも私ばかりやって、もうヤダ!疲れた!」
と驚きの発言

それに対して八千代さんがいつものように落ち着き払って、
「あなたはしゃべり方が…」
と返したものだから、つかみ合いの大ケンカ勃発

そこに、割って入ったのがきらりさん。
ケンカの仲裁をしているハズが、自分も「太神楽」をやる羽目になり“皿回し”を披露することになりました

めくりも八千代 初音からクルクルしすたぁ~ず(ボンボンブラザースのパクリと思われる)という、メルヘンなめくりに…

きらりさんが皿を回している間、八千代・初音の2人は傘の上で鞠を回さなければならず、なかなか上手く回せないきらりさんを見て、八千代さんが、
『いつもより余計に回しております!』
とても楽しい、寸劇



高座返しに登場した陽・昇さん。陽さんが落語用のマイクを高座の上に置いてしまい、慌てて床に下ろしていました

薄い緑色の着物に、薄いオレンジ色の羽織で恥ずかしそうに登場した夢吉さん。
自分の着ている着物の色を見て、『夕張メロンみたいですね』

結構式場のパンフレットのマクラから『アンケートの行方』(桂花丸作)に入りました。
これがもうバカウケ!
子供・父親・先生・上司のキャラを別人格の夢吉さんが演じているようで、ここだけの話…作った本人より面白かった!

終演後は他のお客さんと共に打ち上げにも参加させていただきましたが、次回は何をやるかという協議の中で面白い案も出て、『ヨセゲー3』(5月7日・日本橋亭)がますます楽しみになりました

(今回、きらりさん、八千代・初音さん、夢吉さんが“企画もの”をやったので、次回は…

《おまけ》

“赤外線通信”をする宮田陽さん(奥)と神田きらりさん(手前)
真ん中でおどけているのは三笑亭可龍さん

※鏡味初音さんのブログ、【ケセラセラ】のブックマーク登録を快諾していただきました
