08/12/27 浅草演芸ホール下席・夜の部(途中入場)

＝＝＝途中入場＝＝＝

昨年は有給休暇を取ってまで“今年最後の芸協”に行きましたが、今年は通常通りの勤務を終えて浅草へ


東京丸・京平…「漫才」
※入場すると京丸・京平先生の高座中。
「また新しいお客さんが入って来た。割引狙いでしょう」
と言われるのもナンなので２階席から拝見。
アタシの後に入って来た客が、見事にいじられました

昔昔亭桃太郎…『唖の釣り』
※「年賀状」のマクラからいきなり本題へ。
桃太郎師匠でこの噺を聴くのは初めて。
与太郎を何のデフォルメをしなくても演じられるのが桃太郎師匠のスゴさなんでしょうね

《お仲入り》

春風亭柳好…『尻餅』
※年末を迎え、ますます現実味を帯びて来たこの噺。
「助さん・格さん」の場面は後々まで余韻を引きました

鏡味正二郎…「太神楽曲芸」
※「五階茶碗」は無かったのですが、“祇園鞠”と“傘”で魅了しました

桂歌春…『子ほめ(前)』
※「寄席の楽屋」「同窓会」のマクラから『子ほめ』へ。
せっかくご隠居が“ほめ方”を教えたんだから、最後まで聴きたかった

三遊亭笑遊…『片棒(次男まで)』
（三笑亭夢太朗昼夜交代）
※この位置で『片棒』を聴けるとは思いませんでした
長男ではおとなしかった客席も、次男になってからバカウケ！

ぴろき…「実家への電話～母の誕生日～小学生の女の子～裏切り～携帯カイロ～パーカー～ＡＴＭ～彼女の家～悪徳商法～ＩＴ化～サポートセンター～カーナビ～ＣＤ宣伝」

※場内から異様なほどのウケ方！

古今亭寿輔…『小言念仏(ペットボトル編)』
※寿輔師匠の『小言念仏』も初めて。
３列目でペットボトルのお茶を飲んでいた女性が標的
念仏を唱えている途中で、ＴＶのチャンネルを変えられてしまい、
「お念仏を唱えながらＴＶを見ているんだよ。落語を聴きながらペットボトルのお茶を飲むのと同じようなモンだ！」
３列目の“張本人”にも大ウケでした

北見マキ…「奇術」
※“タネ”も“しかけ”もわかっているつもりなんですが、破れた新聞紙はいずこへ？？？

春風亭柳之助…『芝浜』
※今席２度目の『芝浜』
柳之助師匠の話芸に聴き入りました。
今年最後の落語が『芝浜』で、大満足の一席でした

恒例により手締め。
今日は寿輔師匠、笑遊師匠、柳好師匠、柳之助師匠に、マキ先生、ぴろき氏が参加。
お囃子の小松美枝子お姉さんも引っ張り出されての三本締め

今年１年、芸協の芸人さん方には本当に楽しませていただきました。ありがとうございます
来年も更なる笑いで楽しませていただけることを期待しています