演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

09/05/13 浅草演芸ホール中席前半・夜の部(お仲入り後入場)

2009-05-13 | 芸協定席見ブんログ
《お仲入り》

三遊亭遊之介
(桂平治休演)

===途中入場===

檜山うめ吉…「芝で生まれて~品川甚句/京の四季(春・夏)」

三笑亭夢丸…『看板のピン』

古今亭寿輔…『代書屋』

Wモアモア…「月旅行」

桂歌春…『垂乳根』
(昼席より変更・昔昔亭桃太郎休演・春風亭小柳枝順序変更)

やなぎ南玉…「江戸曲独楽」

桂小文治…『船徳』


今席はスケジュールが合わないため夜席の観覧は頭になかったのですが、浅草演芸ホールのHPを見たら歌春師匠が夜席に出演となっていたので、仕事を終えておっとり刀で駆け付けました。
場内に入ると立見の出る盛況。どうやら修学旅行生を含む団体が何組かいたようです。

うめ吉さん
アタシは一番後ろの列で立見だったのですが、修学旅行生がうめ吉さんにどんな反応を示すか興味津々!
どうやら男子生徒よりも女子生徒の方が食い付いていたようです

夢丸師匠
「権助魚かなぁ?」と思っていたら『看板のピン』
「ピンピンピピンピン」がアタシのお気に入りです

寿輔師匠
場内を見回し、「7列目に活断層ができているようで、前(ジジババ)と後ろ(修学旅行生)では全く別空間」
こちらも「どこのしょうがっこ?」「地元のしょうがっこ!」のリズムが好き

モアモア先生
仙台からの修学旅行生がいたので「今、楽天がマーくんで勝ってるよ!」と経過報告。これには学生さんも大喜び!さすがに掴むねぇ…
この「月旅行」はしん先生がほとんど劣勢のネタ。
観客を味方に付けたけん先生は喜色満面でした

歌春師匠
「九官鳥」から「結婚式の司会」の小噺。
「結婚式の司会」では修学旅行生がいたため「芋に似たものを食べ過ぎた」の部分はカット。そりゃそうだわねぇ…

南玉先生
「地紙止め(カニマヨ)」→「真剣刃渡り」→「皿独楽」→「風車」
修学旅行生が『すごい!』『すごい!』を連発!!

小文治師匠
「四万六千日」まであと2ヵ月。
そろそろ夏の噺がかかる季節になって来ました。
徳さんがちょっと“なよなよ”していて心許無いのですが、それが噺の面白さを増幅させていました。

一つだけ気になったのですが、江戸という時代背景なら「麦茶」ではなく『麦湯』を使って欲しいですね。
昭和40年代ころまでは残っていた『麦湯』という言葉も、現代ではすっかり死語になってしまいました。
うちの母は『麦を炒って煮出したんだから“麦湯”と言うの。“麦茶”って言うのはおかしい』と、アタシが子供のころいつも言ってました。
とは言うものの、時代の趨勢は「麦茶」です。
でもこの夏は『麦湯』って言ってみようかな!?
コメント
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