”ワイン”の微笑(ほほえみ)

A Smile of Wine/ Sorriso di Vino/ Un Sourire de Vin

京都 福岡 名古屋 仙台

2014年05月17日 11時16分04秒 | えんフェア EN Fair
来週の今頃は京都でフェアです。
京都のフェアから4週連続、週末はフェアとなります。

改めて日程をご案内させて頂きます。

福岡開催から初日の営業、ワイン・食品コーナーは6時までではなく7時までになっております。
(他の洋品・雑貨類は6時までの営業です。)

ワイン・パーティの開催は、福岡と仙台の2都市。
京都と名古屋は次の機会に是非やりましょう。

京都MYファミリーフェア
会場::京都産業会館3階 
住所:京都市下京区四条通り烏丸西
電話:075・211・4506
 5月23日(金)10:00~18:00
 5月24日(土)10:00~17:00

福岡MYファミリーフェア
会場::福岡ビル9階 
住所:福岡市中央区天神1-11-17
電話:092・716・8021
 5月30日(金)10:00~18:00
<食品・ワインのコーナーは夜7時までの営業となりました。>
 5月31日(土)10:00~16:00
*ワイン・パーティは31日(土)、フェア終了後、同じ福岡ビルの同じ9階、隣の部屋で開催となります。

名古屋MYファミリーフェア
会場::ナディアパーク3階 
住所:名古屋市中区栄3-18-1
電話:052・265・2001
 6月 7日(土) 10:00~18:00
<食品・ワインのコーナーは夜7時までの営業となりました。>
 6月 8日(日) 10:00~17:00

仙台MYファミリーフェア
会場::イベントホール松栄
住所:仙台市宮城野区榴岡<ツツジガオカ>1-2-8
電話:022・299・5241
 6月13日(金)10:00~18:00
<食品・ワインのコーナーは夜7時までの営業となりました。>
 6月14日(土)10:00~17:00
*6月の会場だけ西口アエルでは無く駅の逆側東口イベントホール松栄に変わります。ご注意ください。
*ワイン・パーティを開催致します。フェア会場は東口、パーティはいつものアエルの6階。前回と同じ部屋です。14日(土)フェア終了後の開催となります。仙台パートナーの皆さま、スケジュール空けておいて下さい。

東京MYファミリーフェア
会場::日本橋プラザビル3階 
住所:中央区日本橋2-3-4
電話:03・3231・2231
 6月27日(金)10:00~18:00
<食品・ワインのコーナーは夜7時までの営業となりました。>
 6月28日(土)10:00~17:00


カラヴァッジョからメスクラ

2014年05月17日 00時57分43秒 | イタリアワインITALIA

プーリア州ターラント・ボスコ ワイナリーの赤です。
MESCULA(メスクラ)といいます。

ネグロアマーロ 
プリミティーヴォ ディ マンドューリア     
マルヴァジーア ネーラ 
3種類の黒ブドウが3分の1づつ混合

濃厚濃密すぎないボスコ ワイナリーの赤です。

ワインのご紹介致します。

イタリア語辞典をひいても出てきません。
MISCELA(ミシェーラ)、混合という意味です。
このボスコ・ワイナリーが造る赤の中では唯一、濃厚濃密過ぎない赤です。

このメスクラは、プーリア州を代表する黒ブドウ品種が3つ、ほぼ均等にブレンドされて出来ています。
プリミティーヴォ種とネグロアマーロ種はドッシリしていて、こってりと重たい赤です。
その中に柔らかい味わいのマルヴァジーア ネーラ(これもギリシャ由来のブドウ品種)が加わることで良い調和が取れています。

黄色いラベルが目につきます。ワイングラスを持っている図はCARAVAGGIO(カラヴァッジョ)作のバッカス(酒の神)。
1597年の作品でフィレンツェのウフィッツィ美術館で実物をご覧になった方も多いと思います。
バッカスという響きの方が聞きなれているかもしれませんが、これはローマ神話の名前で、ギリシャ神話ではディオニュソスということになりますね。

次にラベルに書かれている文字。
イタリア語でVINO(ワイン)VITA(ヴィータ)とか目に入ってきます。

ウマル・ハイヤーム(OMAR KHAYYAM)というペルシャの詩人であり学者(現在のイラン・1048年~1131年)の四行詩集(ルバイヤート)が、ペルシャ語ではなくイタリア語で書かれています。ワイナリーからの資料を意訳(あくまでも意訳ですが)しますと”ワインを飲みなよっ。これが永遠の生命であり、若さを与えるのものだよ。これが生きるってこと。これが若さってこと。ワインがあって、花があって、友と一緒に楽しもうよ。今を楽しもうよ、これが人生でしょ。”みたいな感じ。さて、ワイン自体は、オレンジ色を帯びたガーネット色で、凝縮された香りは干しプルーンやアプリコット。飲んだ後は、いくらボスコ・ワイナリーの赤の中では濃密過ぎないといっても、ジャミーな後口が充満し、やはり南、プーリアの赤を飲んだという感覚が広がります。