養蜂家でもあるチプレッシならではの無農薬のブルネッロ ディ モンタルチーノです。
養蜂家という先入観からか、チプレッシのワインからは蜜の香りを感じますが、実際に甘い香りが漂います。
果実とバニラの落ち着いた香りが、温かみを感じさせます。
とても濃い色合いで縁は紫。芳醇な果実味と溶け込んだタンニンが深い味わいを醸し出しています。
ブルネッロ ディ モンタルチーノは概して優美な印象ですが、チプレッシには男性的な力強さも加わっており、今後も楽しみな造り手であり、銘柄と言えます。
さて、上記2枚の写真、違いがお分かり頂けますか?
1枚目はブルネッロ(BRUNELLO)、2枚目はロッソ(ROSSO)です。
チプレッシ農園のラベルは可愛い糸杉の絵が描かれていて評判が良いのですが、この2銘柄の見分けが付けにくいと、、、。
(フェデリコさん、スマイル作っているばかりはなくって少し考えてっ。
因みにブルネッロもロッソも同じ畑でブドウは収穫されていますが、一方は樽熟成2年、一方は樽熟成8カ月ということになります。
(あってますよね、ダリオさん。)
え~と、樽はこんな感じです。
フランス製のバリック。
現在は2009年のブルネッロを皆さまにご案内しておりますが、写真の樽には2012年収穫年が眠っています。
(糸杉の絵、良い感じでしょっ。)
(カプセルにも糸杉の絵が印字されています。)
(長いコルクです。)
ここにブルネッロ(BRUNELLO)と明記されています、一方ロッソの方はROSSOとねっ。
(ボトルの底です。)
(裏ラベル。)
(中央の1本だけがROSSO、回りはBRUNELLOです、ラベルなどで判別頂けますか。)
輸入している3つのブルネッロ(3農園)の飲み比べをしました。
ワイン・パーティでも評判の良い企画なのでこれまでに何回か行いましたが、チプレッシ農園のブルネッロは一言で言えば力強いということ。
2009年、飲みごろを迎えています。