普段飲みにはちょいと贅沢なセットとしてご紹介しています。
(013)2020 タウレロ トレッビアーノ 白
(212) 2020 ドナセパ 白
(207) 2019 エルダジ ペネド 赤
(043)2019 バルドリーノ 赤
(072)2018 サブラン 赤
(141)2020 スプレーノ プリミティーヴォ 赤
前回のBLOGでサブラン赤をピックアップしました。今回はドナセパ白。
昨年暮れに入荷したニューフェイスです。
ポルトガルのドウロ地方の白。この地方のワインを輸入するのは初めて。もともとポートワインで有名な地方ですが、一般的なワインも素晴らしい。
輸入直後は多少の旅疲れもあったのか仕方が無いとして、今年に入ってから、開催された「えんッフェア」会場ではどこでも評判でした。
しっかりした、際立った味わいです。この味が今後1~3年でどう変わっていくのか、様子はみないと、、、。
肉厚でまったりしてくるはずですが、現時点ではフレッシュさが全面に出てきて、溌溂とした味わいです。
新登場のポルトガル、ドウロ地方(北ポルトガルの内陸)のドナセパ白。ブドウ品種は聞いたことがないようなものがずらり。ヴィオジーニョ種・ゴウヴェイオ種・ラビガート種・マルヴァジア フィナ種。強い味わい、華やかな香り、この新顔、しっかり定番になっていくと思います。
タウレロ トレッビアーノですが、意外かもしれませんが初輸入銘柄です。タウレロ社のトレッビアーノと言えば「白熊」がありました。この「白熊」生産中止になり、同じメーカーのトレッビアーノを輸入しました。「白熊」をイメージして飲むと”若い”というニュアンス。正当な評価を得るのはちょっと先かもしれませんが、現在のフレッシュな味わいもグットです。
ドウロ地方の白でブドウ品種を列記したので、お馴染みのエルタジ赤(南ポルトガル、内陸のアレンテージョ地方。)のブドウ品種も改めて明記いたしましょう。アラゴネーズ40%、トリンカデイラ30%、アリカント プシェ20%、トウリガ ナショナル10%。セットでご案内しているのは2019年モノ。バッチリ飲み頃を迎えています、かなり良い状態です。
バルドリーノはアマローネのモントレゾール社の赤ですが、アマローネに使用されるブドウとほぼほぼ同じブドウで出来ています。(ネグラーラというブドウが含まれますが、これはモントレゾールのアマローネ全3銘柄には使われていないブドウです。)アマローネが4か月前後陰干しされるのに対して、バルドリーノは秋に収穫されそのまま潰されてワインに仕上げられる違いはありますが、なかなかしっかりした飲みごたえのある赤です。
南フランス ラングドック ルーション地方コルビエールのサブラン農園の赤、サブラン赤。なかなか強烈な味わいです。最近ラベルが変わって(南仏を思わせる松と糸杉)区別がつくようになりましたが、ディオニオス、クロルドン、シュヴレーズとほとんど同じラベルで、、、、。2018年モノをご案内しておりますが、タンニンが溶け込んで飲み頃を迎えだしたと言えます。
前回はサブラン赤をピックアップしました。
2018年モノです。
キャプセル除くとコルクに収穫年が刻印されています。
サブラン農園は南フランス、ラングドック・ルーション地方のコルビエール。
畑は意外と海に近くて、浜辺の松や杉が風景の中にとけこんでいます。
サブラン赤の新しいラベルにも、そんな景色が描かれています。
2018年、しっかり飲み頃をむかえています。シラー特有のタンニン、うまく溶け込んでいます。