過払い金請求の広告で・・・

消費者金融などでお金を借りて高い利息を払った人達を相手に
払いすぎた金銭を取り戻してあげる・・・と言う弁護士達の広告をよく目にします。

この種の広告を見聞きするたびに嫌ぁ～な感じになります。

消費者金融(サラ金)の善悪は別にして、この業界を相手に甘い汁を吸ってるのは銀行と弁護士。

銀行はサラ金に大量の資金を貸し付けて大きな利益をあげる、それは銀行とて営利事業ですから当然なのですが
バブル時に不動産屋に大量に出資したのと同じで、サラ金業者に後ろからドンドン資金を注ぎ込み膨張させた。

サラ金は貸し付ける相手のハードルを寄り一層下げたり、大量の広告で客を集めた・・・・
そうした上で、、、、※サラ金は悪のレッテルを張りだした。

※サラ金の上客を狙って無担保融資の枠を広げて、低金利の我々銀行は優良な金融機関と。

倒産した消費者金融の会社を銀行の傘下に取入れ、サラ金が長年の間に得た優良な客のリストも手に入れた。
そこで先にスタートさせていた無担保融資の額をさらに上げたんです。

その時に切り捨てられたのが本当にお金につまっている人達なんです。
銀行だって金貸しですから、その人達を救ってやれとは言いませんが、、、、、

金持ちからお金を取るのは難しい、ところがお金を握り締めている貧乏人からは簡単にお金を取り上げる事が出来る。
今日明日のお金に困っている人達相手に１０年・２０年で勝負が出来る銀行がその気になれば簡単なことです。

そして、今、、、盛んにテレビで広告をしているのが過払い金請求の弁護士達です。

これは元々、心ある司法書士とか行政書士がサラ金苦でどうにもならなくなった人達の相談に乗っていた事なんです。
ところが、それが金になると感じた弁護士達は、その心ある人達の行為を業法違反だと言い出したんです。

弱者が本当に困って一家で夜逃げし、
子供たちの就学も危うくなっている時は金にならないと判断して知らん振りしていた弁護士達。
彼らに社会的正義とか弱者の味方とかは感じられない。
彼等は金の臭いに敏感なだけのような気がして嫌になります。

銀行が利益を上げ、弁護士が利益を上げる・・・・別に何の問題も無いように見えますが、、、、。
元々その利益は誰が働いて、誰が得た金銭なのか。。。。

その資金の全ては金銭的に社会的弱者たちの働いて得たお金です。
先に言った貧乏人が握り締めていたお金なんです。

銀行員や弁護士、、、彼等は自分達が社会的評価が高い事を自負しています。
現実的な話、その通りでしょう。

その社会的評価の高い職業についているのですからこそ、それに見合う品格を求められても当然だと思うし
・・・・その様にあるべきと思います。